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TOEFL IBT 80点/90点/100点以上の点数内訳

2020-05-25ご自身の語学習得に関して,外国語試験関連,英語の試験,英語学習に関してTOEFL,勉強方法,英語,試験ノウハウ

留学準備でTOEFL IBTで80点や90点、100点を目指されている方は多いと思います。

当記事ではTOEFLの各セクションの点数の内訳について考察し、日本人であればTOEFL IBTで80点、90点、100点以上を取得するのに何点づつ取るべきか、無理矢理結論付けてみたいと思います(笑)。

TOEFLで高得点を目指されている方、そのためにどうやって勉強していこうかお悩みの方へ、手助けになる情報がご提供できればとてもうれしいです!

*本記事はすべて読むのに約6分かかります。下記緑枠の目次より読みたい箇所へお進みください。

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TOEFL IBT 80点、90点、100点以上について

留学準備などでTOEFL IBTで高得点を目指されている方は多いと思います。TOEFL IBTスコアは多くの大学で、受験者が授業についていける最低レベルの英語があるかを判断する基準として導入されています。

なので留学のためにTOEFL IBTの高得点化は必須なんですよね。最低ラインを越えなければ不合格が確定するわけですからね。

最低ラインの点数は大学によって異なりますが、TOEFL IBTで100点を取っていれば多くの大学の最低ラインを越えることができます。ですがTOEFLで高得点化をするって簡単ではないんですよね。以前TOEFL IBT 100点の難易度や必要な勉強時間について記事にしました。

TOEFL 100点の難易度なんかについて書いています

点数を上げるのが難しいTOEFLではどうやって点数を上げるか、戦略を立てて臨むことが重要になりそうです。中国や韓国では、英語圏への留学のために、大学でTOEFL専用の授業があったりすると聞いたことがあり、100点はおろか、110点を越えるような猛者がかなりいるようです。日本はそんな感じにはなっていませんよね。

そこで当記事ではTOEFL 80点以上を、さらには100点以上を目指すにあたり、どのような戦略で勉強を進めていくべきかを考えてみます。

もちろん、高得点化戦略は人によって合うものと合わないものがあるので参考までに読んでみてください!

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TOEFL IBTは4つのセクションがある

この記事にたどり着いた方であればすでにご存じかと思います。

TOEFLはリーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4技能全てのセクションがあります。TOEFL IBTの特徴などについては下記の記事にも書いています。

TOEFL IBTの特徴などがわかります!

4つのセクションで各30点満点、合計120点満点なので、単純に考えると目標点数を4で割った点数を取れれば目標到達です。80点が目標であれば各20点、90点であれば2つのセクションで22点、もう2つで23点、100点が目標であれば25点となりますね。

でもそれを狙うべきか?という問題があります。日本の英語教育が4技能すべて均一に向上させるシステムにはなっていないからです。

そこで留学も無く、ごくごく普通の英語教育を受けてきたこのブログの運営者の経験から、日本人がTOEFL IBTで80点以上を狙うために目指すべき点数内訳を考えてみます。

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TOEFL IBT 80点の点数内訳

まずTOEFL 80点の点数内訳を考えてみましょう。結論としては下記です。

リーディング : 24点
リスニング : 20点
スピーキング : 16点
ライティング : 20点

日本の英語教育はかなり変わったとは言え、まだまだリーディング&文法主体の勉強です。なのでまずはリーディングが一番点数を取りやすいと思います。まずはリーディングを得点源にしましょう。

反面、スピーキングは訓練する機会がほとんどないので、日本人は通常、高得点はなかなか取れません。ということでスピーキングは他のセクション以上の点数を取るのはおそらく無理です(笑)。ちなみにこのブログの運営者は5回TOEFL IBTを受けたことがありますが、そのうち4回でスピーキングが一番点数が低い結果となっています。

リスニングは20代の方であれば比較的多く高校で扱われたのではないでしょうか。なので2番目の得点源と考えてもよいと思います。その場合、リスニングの点数を1~2点上げ、ライティングを1~2点下げるのもアリです。

個人的にはライティングの方が点数を取りやすかったですが。

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TOEFL IBT 90点の点数内訳

続いてTOEFL IBT 90点の点数内訳を考えてみます。()内は80点からの点数アップ分です。

リーディング : 25点(+1点)
リスニング : 23点(+3点)
スピーキング : 19点(+3点)
ライティング : 23点(+3点)

80点からの点数アップ分を見てみると、リーディングでは+1点としています。目標80点の時点ですでにリーディングは30点満点の24点(8割)を目指していました。

この段階でそこからリーディングを伸ばすより、他のセクションを伸ばす方がおそらく効率が良いと思います。80点の段階ではリスニング、スピーキング、ライティングは7割も行っていないですからね。

TOEFLのリーディングでは一般常識+アルファ(若干の専門単語)が出てきますので、そのあたりの単語を補いつつ、リスニング、スピーキング、ライティングの練習をするのが90点への近道かと思います。

ちなみにこのブログの運営者は90点ぴったりの点数を取ったことがあり、下記のような内訳でした。

当ブログの運営者のTOEFL IBT 90点のスコアシート

リーディング25点、リスニング23点、スピーキング17点、ライティング25点です。さきほどもお伝えしたように、少しライティングが得意でしたので、スピーキングを少し補ったような点数の内訳になっています。

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TOEFL IBT 100点の点数内訳

さいごに100点の内訳です。日本人であればTOEFL IBTで各セクション、下記の点数内訳を狙うのがおすすめです。()内は90点からのアップ分です。

リーディング : 28点(+3点)
リスニング : 25点(+2点)
スピーキング : 21点(+2点)
ライティング : 26点(+3点)

100点を越えるためのポイントは下記です。

  1. リーディング28点、リスニング25点、ライティング26点付近を安定して取ること
  2. スピーキングはまぐれでもよいので21点以上を取ること

これができれば何回か受験することで100点突破が見えてきます。TOEFLは受験料が高いので気軽に何度も受けられないのが難点なのですが……

TOEFLの満点が120点であることを考えると100点は83.3%以上の得点を取らなければなりません。得意なセクションはやはり90%を越える点数を目指す必要があります。日本人であれば、多くの方はそれがリーディングセクションになると思います。

このブログの運営者が100点を突破したときは下記のような内訳でした。

当ブログの運営者のTOEFL IBT 100点突破のスコアシート

リーディング28点、リスニング23点、スピーキング22点、ライティング28点です。

この回は(ほぼまぐれで)スピーキングを22点取得しました。スピーキングのベストスコアです。

ちなみにリスニングは苦手であったこともあり、5度の受験で3度23点を取っていて、結局リスニングは23点がベストスコアでした。

まとめ

当ブログの運営者の経験を踏まえ、日本人がTOEFL IBTで80点、90点、100点を取得するための各セクションターゲットスコアを考えてみました。個人差はもちろんあるので、無理矢理まとめてみますと↓のようなります。

切れている場合は横にスクロールできます。

TOEFL IBT80点/90点/100点の各セクションターゲットスコア
総合リーディングリスニングスピーキングライティング
80点24点20点16点20点
90点25点23点19点23点
100点28点25点21点26点

もちろんこれを狙っても実際の点数内訳はばらつくことと思います。実際、このブログの運営者はリスニングが苦手で、それをライティングで補いました。

苦手なセクションを得意なセクションでカバーする、という戦略を取るのが有効な場合も多くあると思います。

上記を目安に、ご自身なりの各セクションターゲットスコアを増減させて再定義してみてください。きっとリーディングが最も高くて、次にリスニングorライティング、さいごにスピーキングが来る、っていう内訳になると思います。

それでいいんです!日本人ですから!

当ブログでは英語の勉強に関していろいろと記事にしております。TOEFL 80点以上を目指されている方には下記の記事も参考になると思います。

TOEIC 800点以上を取るための情報ですが、TOEFLにも共通する内容があります!

さいごまでお読みいただきありがとうございました!

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