【何歳から?】英検ジュニアブロンズに4歳児が挑戦!
子供の英語教育は何歳から始めようか…というのは親としては気にするところです。
日本には児童用の英語の試験として英検ジュニアがあります。中でも一番の基本であるブロンズは子供がいくつになれば理解できそうか、気になりませんか?
当記事では4歳児に英検ジュニアのブロンズに挑戦してもらったので、そのときの様子なんかをご紹介してみます。英検ジュニアのブロンズの受験を考えているけど何歳で受けてもらおう、なんてお悩みの方に参考になると思います。
*本記事はすべて読むのに約5分かかります。下記緑枠の目次より読みたい箇所へお進みください。
英検ジュニアの対象年齢&いつから受験する?
英検ジュニアはいつから受けたらいいの?何歳ころからが対象?というのを見てみましょう。
厳密に◯歳から、とか、小学生◯年、幼稚園年◯、というのは決まっていません。ですが、英検ジュニアの公式ページには以下のような表現があり、一応の目安があります。
・ブロンズ
小学校低学年を対象としたエントリーテストです。
・シルバー
小学校中学年程度、BRONZEでの正解率80%以上の児童が対象のテストです。
・ゴールド
小学校高学年程度、SILVERでの正解率80%以上の児童が対象のテストです。
これを見る限り、小学生を対象とした英検、とい言えそうですね。その他、英検ジュニアの詳細については下記にもまとめています。
英検ジュニアの詳細についてわかります!
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何歳で受けるのがよい?
公式ホームページでは小学生からであることがうかがえますが、実際には何歳から受けるのがよいでしょうか。
小さいうちから外国語の勉強を始めると母国語である日本語の習得が遅れる、なんてことが言われています。
一方で子供の耳の適応力から考えると、早ければ早い方がよい、という情報も見かけます。また、例えば幼稚園児を考えてみた場合、日本語も間違えて使うこともあるくらいですから、言葉に関する先入観がありません。なので自然に英語が入りやすいとも言えますね。母国語が未熟であることを逆に長所としてとらえる考え方ですね。
もちろん個人差があるわけで一概には言えない、というのが答えでしょうが、個人的には後者に賛成です。子供は覚えるのが早いので、英検ジュニアは早ければ早い方がよいと考えてよいのではないでしょうか。
ただ、英検ジュニアの問題は日本語で言われますから、問題が理解できる年齢にならないと対応が難しいです。結論としては、『問題を日本語で聞いてわかるくらいになれば、早ければ早い方がよい』と言えると思います。
この辺りに関し、以前に幼稚園児(5歳)の子供に受けてもらったことがあり、勉強と練習をすることで問題なく受験できました。下記でご紹介しています。
5歳児の英検ジュニアブロンズの受験体験記です!
さて、今回、4歳児が英検ジュニアブロンズを受験しましたので、感想などを綴ってみたいと思います。
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4歳児が英検ジュニア ブロンズを受けた結果
と、いうわけで当ブログの運営者の4歳9ヶ月の子供に英検ジュニアブロンズを受けてもらいましたので結果や感想を綴っていきたいと思います。
ブロンズの次のレベルであるシルバーは、ブロンズでの正解率80%以上の児童が対象、という目安があるので、80%以上を目標にしました。結果は下記でした。
これは英検ジュニアを受けるとすぐに表示されるレポートカードです。レポートカードのやや左上に正解率が書いてあり、82%!!
ギリギリ目標達成です!よくがんばってくれました!4歳児でもやればできることがわかりますね!後日、正式な証明書が送られてきました。
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4歳児が受けた感想
それでは4歳児が英検ジュニアブロンズを受けてみての感想です。今回、英検ジュニア ブロンズを受けてもらったのは3人姉妹の真ん中の子でした。以前、お姉ちゃんが5歳で受けていましたが、やはりこの頃の1年違いはとても大きいなぁ~、と感じました。
鍵になるのは下記2点だと思います。
- 問題を正しく理解できるか
- わからなかった問題で不機嫌になったり親に頼ったりしないか
1つ目は、問題を正しく理解できるか、です。通常、小学校入学前の子は問題を解くことに慣れていません。そして文字も読めません。なので英検ジュニアではどうやって問題に答えるのか、何を答えるのか、を理解してもらうのに苦労します。
ブロンズの問題の多くは、「目の前にある絵」と「聞いた単語」を結びつけられれば正解できます。ですが幼い子供の立場に立ってみると、「合っているものを選ぶ」という体験自体がはじめてです。なのでその練習をしっかりする必要があります。
最初は「合っているものを選ぶこと」を理解してもらうだけで大変ですので、4歳児に英検ジュニアブロンズを受けてもらう場合は、まずはそのあたりの心構えをしておきましょう(笑)。我が家では問題を理解するための練習として下記の本を使いました。
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また、英検ジュニア ブロンズではどんな問題が出るかサンプルを見てみたい、という方は下記の記事で作成していますので、合わせてのぞいてみてください!
英検ジュニアブロンズのサンプル問題をご紹介しています!
2つ目のポイントとして「わからなかった問題で不機嫌になったり親に頼ったりしないか」というものがあります。
こどもに英語を教えているときや、問題を解く練習をしているときに、わからないことが出てきてしまうと、どうしてもすぐに詳しく説明をしてしまいがちです。
これによって子供には、わからない問題が出たらすぐに聞く、という習慣がつきます。これは、好奇心が育つメリットもありますが、試験中にわからなかったら親に聞いてしまう、というデメリットにもつながります。でも試験中は後ろで見守るだけで、教えてあげることはできませんから、「なんでおしえてくれないのー」とか、「わかんないー」と言ってカンシャクを起こしてしまう可能性があります。そうなってしまうとそれ以降は英検どころではありません(笑)。
これを避けるために普段のお勉強の段階から、わからない問題に出会ってもすぐに教えてあげることは控え、「わからない問題は好きな番号を選んでね」とか「間違っても気にするな!」と繰り返し教えておく必要があります。
特に対策をばっちりやって、練習では満点連発!なんていう状態では、いざ本番でわからないものが出てきたときに怒り狂ってしまう可能性が高まります。程よい実力で受けるほうがお子さんも楽しく受けられるのではないかと感じました。
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まとめ
これまでのことをまとめると、
- 4歳でもブロンズの80%到達は可能
- でも問題を理解してもらうのに苦労する
- 試験中に機嫌を損ねないよう普段から対策を練っておく
- 受験前にパーフェクトにするより程よい実力で受験するほうが子供は楽しそう
上記の2つ目の観点からすると、4歳未満での英検ジュニア受験はかなり難しいのではないかと思います。ようやく日本語を理解してくる頃ですから、問題を理解して正解を探す、というのはなかなかハードルが高いですからね!
英検ジュニアの情報としては下記も参考になると思います。シルバー、ゴールドの受験体験や英検ジュニアの対策&教材をご紹介しています!
英検ジュニアのその他のレベルや対策などがわかります!
さいごまでお読みいただきありがとうございました。
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