【英検ジュニア シルバー】 レベル(ブロンズとの違い)&受験体験記
以前より我が家の子供に英語を教えておりますが、先日英検ジュニア シルバーのオンライン版試験を受けました。
そこで受験体験記や英検ジュニアのシルバーのレベルについてご紹介したいと思います!シルバーを受ける数ヵ月前に英検ジュニアブロンズも受験しておりますので、違いを含めましてご紹介したいと思います。
英検ジュニアの受験を検討されている親御さん、先生方に参考になれば幸いです!
*本記事はすべて読むのに約7分かかります。緑枠の目次より読みたい箇所へお進みください。
1. 英検ジュニア シルバーの受験結果
英検ジュニア、気にはなっているものの、どんな試験かはわからない!という方はまず下記の記事をご覧いただくとよいと思います。英検ジュニアはどんな試験か、概要がわかります。
英検ジュニアがどんな試験かがわかります。
※英検ジュニアの受験の注意点として、インターネットを利用したオンライン版を受ける場合、インターネット環境と、パソコン、もしくは少し画面が大きいタブレットが必要です。詳しくは上のリンクでもご紹介していますが、我が家では下記のLenovo Tab4 10というタブレットを使っています。
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さて、我が家では以前に英検ジュニアのブロンズを長女に受験してもらいました。このとき、次のステップの目安である正答率80%を越えることができました。感想などを下記の記事でご紹介しています。
英検ジュニア ブロンズ受験の感想などを書いています
引き続き勉強を続けてもらい、このほど、シルバーを受験しました。やはりブロンズに比べて難易度が上がっていました。
受験結果は下記でした↓
全53問中50問正解、正答率94%でした。かなりよくがんばってくれたと思います!「3問間違えてたよ」と伝えると、「どこ?どこ?」と興味津々に食いついてきました。
英検ジュニアでは試験が終わるとすぐに結果を確認することができ、どこを間違えたのかもすぐにチェックできます。試験中、ずっと隣で見ていましたが、間違えた問題はうまく聞き取れなくてすべて迷っていた問題でした。
また、試験時間は35分程度と、幼稚園児(年長)としては集中力持続のギリギリの時間です。ブロンズでも試験途中にくねくねしたり、じっと座ってはいませんでしたが、シルバーでも全く同じことが起こりました。
特に、聞き取れなかった場合などはその傾向が顕著になりましたね。「まだ終わんないの~?」とか言ってきます。
その反面、聞き取れてしっかり答えられた問題が続くと、聞き取れて楽しいためか比較的大人しく座っていてくれていました。試験中に聞き取れるように訓練してあげることが楽しんで続けてくれるコツなんだろうなぁ、と改めて感じました。
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2. 勉強に使った教材
上記でもリンクをご紹介しましたが、こちらのブロンズの受験体験をつづった記事にて英検の公式アプリ、スタディギアを使ってみようかと書いていました。しかしこのアプリ、幼稚園児に対しては少しタンパクで、残念ながら我が家の子は興味を示しませんでした。
結局シルバーで使った教材は下記です。
「キクタンキッズ(中級編)」(写真左側)と「はじめての英検Jr. シルバー」(写真右側)です。両方ともアルクさんから出ている本ですね。右側の方はブロンズで使ったテキストのシルバーバージョンです。この二冊とももちろんCDがついています。しかし、スマホやタブレットで使えるアプリ「語学のオトモ ALCO」をインストールすると、スマホやタブレットで簡単に音声を再生できるんですよね。
我が家にCDプレーヤーはあるのですが、子供と勉強をする部屋には置いていないので、スマホ等で音声を再生できるのが非常に助かります。このアプリ、上記リンクのブロンズの受験体験記の記事でもご紹介しましたが、英検ジュニアの勉強には非常におすすめです。ゴールドでもこちらの本を買わせていただこうと思っています!
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はじめての英検Jr. シルバー 【CD付】
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【2020年4月7日追記】その後、この本などでゴールドも正答率80%を突破できました(80%到達には2回の試験を要しました)!
下記の記事で英検ジュニアゴールドについていろいろわかります!
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3. シルバーのレベルと難易度
英検ジュニアのシルバーの到達目標は、英検ジュニアの公式ページによると、
- 日常生活での身近な事柄に関する簡単な語句や表現を聞き、理解する。それに対して簡単に応答する
- 簡単な会話や文をいくつか聞き、その中にある情報を理解する
- 文字と音声の結びつきに関心をもつ
とされていますので、これが英検ジュニアのシルバーのレベルと言えますね。このレベルに挑戦する目安としては、同じく公式ホームページに『塾などでの学習(週1回、50分のレッスン)を1~2年程度』と記載があります。
受験してみた結果、難易度を小職なりに言葉にして見ると、
- 単語だけの聞き取りもあるものの、おうちでの会話を題材にしたものもあり、『会話』としての英語が本格的に始まる
- 純粋なリスニングのみならず文字を認識しなければならない
ほどの難易度、という印象を持ちました。ちなみに公式ページの「SILVERのテスト内容」のページでサンプル問題を見てみることもできます。ただ、このページはAdobe Flash Player対応機器(パソコンなど)がないと見ることができません。我が家のタブレットやスマホでは見られませんでしたので、見られない方のために下記でサンプル問題(ブロンズレベル)を作ってみましたのでご興味のある方はご覧ください。
英検ジュニアのサンプル問題をご紹介しています
さて、下記で英検ジュニア ブロンズとの違いも含め体験記を記載しておきます。
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4. 英検ジュニア シルバーの受験体験記
ブロンズとの違いは大きく分けて二点かと思いました。上でもご紹介しましたが、
- 会話としての聞き取りが始まる
- 文字を認識する
の二点です。
シルバーの試験問題は
- 絵にあう文は?
- 返事をしよう
- 種類別ものえらび
- 3ヒントクイズ
- はじめはどの文字?
- どっちの絵?クイズ
- お話に会う絵は?
- 2人にきいてみよう
- 文字をえらぼう
となります。
このうち、ブロンズと共通のものは絵に会う文は?と「3ヒントクイズ」と「お話に会う絵は?」です。ブロンズと共通の問題形式ではありますが、単語の難易度などは上がっています。
ブロンズから発展した問題形式になっているものを下記にまとめてみました。(表が切れている場合は横にスクロールできます。)
シルバー | ブロンズ |
---|---|
返事をしよう | Yesか?Noか? |
2人にきいてみよう | みんなにきいてみよう |
ブロンズではYesかNoかで答えればよかった問題が、シルバーではYes/No以外で答える問題に変わっているわけですね。また、ブロンズのみんなにきいてみようでは、一人に対して質問を投げかけていましたが、シルバーの2人にきいてみようでは、2人に聞き、しかも英文が長くなっている、といったようにより実践的な内容になっています。
また、シルバーで新しく登場する問題としては種類別ものえらび、はじめはどの文字?、どっちの絵?クイズ、文字をえらぼう、です。
種類別ものえらびは例えば楽器の絵が複数あり、読まれたものを選ぶ問題です。単語を題材にしているので、ブロンズから難易度はさほど上がっていないと思います。ブロンズを合格されたお子さまなら、結構イケるんじゃないでしょうか。
はじめはどの文字?、と文字をえらぼう、はブロンズとは大きく違います。ブロンズは純粋に聞き取りだけだったんですが、シルバーから取り入れられたこの問題は文字を選ばないといけないんですよね。
はじめはどの文字?では読まれた3つの単語に共通する先頭のアルファベットを選ぶ問題です。例えばstar、station、signが読まれ、sを選んだりします。「さしすせそ」がsに対応している、と知っている必要があります。
文字をえらぼうでは、読まれた単語についてアルファベットの単語を選ばなければなりません(先頭のアルファベットだけでなく、単語のアルファベットを選びます)。アルファベット周辺にイラストもあるので、ヒントにはなりますが、文字を知っていないと解くことは難しいでしょう。
残りのどっちの絵?クイズでは、二つの絵が用意されます。1つの問題で複数の文が読まれ、その文に合っている方の絵を選びます。二つの絵の1セットで複数の問題が出題されますので、絵について少々細かいことまで聞かれます。絵を見てよく理解してしないと回答するときに迷ってしまうことがあると思います(うちの子がそうでした)。
最後にチャレンジコーナーがありますが、これは自分の意見を選ぶ問題で、正解はありません。ここはブロンズと一緒ですね!
全体として会話としての英語が導入され、ある程度英語に慣れていないと難しく感じる部分が多くあると思います。後ろの方の問題の方が全体的に難易度が高く作られており、特に、2人にきいてみようの最後の問題なんかは結構なスピードで多くの会話がなされます。これからシルバーを受験される方はお楽しみに(笑)!
2019年8月25日追記:後日正式な成績証明書が送られてきました。成績証明書に同封されているキラキラのステッカーがまぶしいです(下記写真の左上です)。 ブロンズの時もそうでしたが、 子供もこれでモチベーションが上がってみたいで、「早くゴールド受けよっ!」と言っていました。ステッカーをモチベーションアップ策に用いるのは有効ですね(笑)。
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5. さいごに
英検ジュニアシルバーについて、レベルや難易度、ブロンズとの違いを含め、体験記をご紹介させていただきました。
子供の英語学習は、いかに興味をもってもらえるかにかかっているといつも感じます。でもやっぱり英語が聞き取れたり、たくさん正解するとうれしいようなので、試験でいい点を取れるようにしてあげることが継続のコツなんじゃないかと感じています!次はゴールドです!
最後に我が家で行っている英語学習についてご紹介した記事へのリンクをご紹介します。お時間のあるときに下記の記事も合わせて読んでみてください!
子供に楽しく英語を教えるには!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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