韓国語の単語をK-POPから学ぶ方法とそのメリット！【問題形式】

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韓国語の単語をK-POPを使って学ぼう、という記事です。穴埋め問題形式で解いて覚えてしまう、という方法です。

韓国語の単語を学ぶ方法は色々ある中で、K-POPから学ぶメリットなどについてもご紹介します。

目次（この記事の内容）

K-POPから韓国語の単語を学ぶメリット
韓国語の単語をネイティヴが使う表現(文)で学べる。しかもどんな背景で使われるかもわかる
別の楽曲でも使われる単語も多く自然に復習できる
用言の活用の第3語基と連体形が連発するため覚えられる
K-POPを使って韓国語の単語を学ぶ方法！【練習問題】

K-POPから韓国語の単語を学ぶメリット

韓国が好きな方、韓国語の勉強が好きな方、好き嫌いではなく大学や会社で勉強が必要な方、様々おられると思います。

理由がどうあれ、韓国語を理解するには単語を勉強することは欠かせません。ですが、単語をひたすら暗記していくことは率直に言ってあまり楽しくありません。

そこで韓国語の単語をK-POPで学んでしまおう、というのが当記事の趣旨です。K-POPの歌詞から問題形式で出題していきます。

本題の前にまずK-POPから韓国語の単語を学ぶメリットとデメリットについて考えてみます。

○メリット

ネイティヴが使う単語表現を文で学べる。しかもどんな背景で使われるかもわかる
別の楽曲でも使われる単語も多く、自然に復習できる
用言の活用の第3語基と連体形が連発するため覚えられる
単語が聞き取れたら楽しい

●デメリット

日常会話寄りの歌詞が多いため、TOPIKやハン検のような資格勉強になりにくい
スローテンポの曲であっても、韓国語勉強を始めたばかりの方にとっては早すぎる

メリットは後ほどお伝えするとして、デメリットを先に考えてみます。

デメリットの2つ目に書きました通り、K-POPで韓国語単語を学ぶ場合、スローテンポの曲であっても早すぎる、と感じられると思います。なのでハングルに少し慣れてからの方がメリットを多く感じられるのが一般的です。とは言え、何度も何度も聞いていると必ず覚えられる、という側面もあります。

大事なことは何度も何度も聞きたくなるK-POPの楽曲を見つけ、実際に何度も何度も聞くことです。当記事ではそういった曲を見つけるお手伝いをします。

下の方でご紹介しているK-POPを使った韓国語の単語の練習問題は、歌詞の穴埋めをする形式にしています。男性、女性問わず様々なアーティストの楽曲から出題していますので、気になる楽曲はぜひ聞いてみてください。すべて当ブログで韓国語の歌詞を日本語訳した曲です。韓国語の文法解説なども混じえていますので、そちらも参考になさってください。

続いては上で挙げたメリットについて掘り下げて解説します。

韓国語の単語をネイティヴが使う表現(文)で学べる。しかもどんな背景で使われるかもわかる

1つ目のメリットは、韓国語単語をネイティヴが使う表現で、しかも文で学べる、という点です。

外国語の勉強をしていくと、どうしても単語の組み合わせで文を作ってしまいます。結果としてネイティヴが使わない単語同士を組み合わせて文を作ってしまいます。

例えば日本語で「面識を持つ」でしょうか。

文章としては(おそらく)正しいですし、各単語「面識」「を」「持つ」を正しい順番で並べています。

が、日本人はあまり言いません。「面識」と「持つ」はあまり組み合わせない単語だからです。

通常、すでに会ったことのある人なら「面識がある」と言いますし、これから会う人なら「これから会う」と言います。つまり、単語の組み合わせで文を作ると、実際にはあまり使わない表現になってしまう場合がある、ということです。

一方でK-POPで使われる文は、韓国語を母国語としている人が作詞したものがほとんどですから、ネイティヴが使う表現で韓国語の単語を学べることになります。

語学は真似することが有効ですから、K-POP歌詞を積極的に真似しましょう！そうすれば流行にも沿った表現や単語を学ぶことができます。

そしてさらに言うなら、歌詞全体を把握するとそれぞれの単語が使われている文脈もわかります。その単語がポジティヴ、ネガティヴどちらの場面で使われるのか、どちらでも使われるのか、を理解するのも結構重要です。

今はYou Tubeでミュージックビデオが公開されることも多いですから、単語がどんな文脈で使われているのか映像と紐づけて覚えることもできます。

別の楽曲でも使われる単語も多く自然に復習できる

2つ目のメリットは単語を自然に復習できる、というものです。

例えば当ブログの運営者がK-POPで何度か出てきたおかげで覚えられた単語として、따윈(〜なんか)、갇히다(閉じ込められる)、화살(矢)、눈치(機転、センス)などがあります。

例えば따윈(ッタウィン)はBTSのDionysus、itzyのLOCO、ENHYPENのBlessed-Cursed、Stray KidsのBack Doorで出てきました。

その他、体の部位もK-POP歌詞に出てきて参考になります。
手 : 손
目 : 눈
肩 : 어깨
などです。

以前に聞いた単語を別の楽曲で聞いた時「あ、これあの歌でも聞いた!!」と実感できるのが、K-POPで韓国語の単語を勉強する醍醐味であったりもします。

用言の活用の第3語基と連体形が連発するため覚えられる

3つ目のメリットです。K-POPでは用言(動詞&形容詞)の活用の第3語基と連体形が連発します。ですので活用の法則が早く覚えられます。

活用に関しては下記の記事が参考になります。

用言の活用(第3語基、連体形)についての記事です！

例えばaespa(エスパ)のSavageの歌詞に出てくる用言の第3語基と連体形を取り上げてみると、下記のようになります。

☆第3語基
넣어(ノオ)
흔들어놔(フンドゥロノヮ)
무너져(ムノジョ)
참아(チャマ)
봐(ポヮ)
없어(オプソ)
돼(デェ)
부셔(プショ)
짓밟아(チッパルバ)
잡아(チャバ)
보여(ポヨ)
나(ナ)
꺼져(ッコジョ)
양보해(ヤンボへ)
가둬(カドゥォ)
물리쳐(ムルリチョ)
베어버려(ペオボリョ)
막아(マガ)
말아(マラ)
알아(アラ)
만나(マンナ)

☆連体形
깰(ッケル)
펼친(ピョルチン)
안된(アンデン)
싸늘한(ッサヌラン)
싶은(シプン)
구축할(クチュカル)
끔찍한(ックムッチカン)
그런(クロン)
교묘한(キョミョハン)
만들(マンドゥル)
입은(イブン)
볼(ポル)
없는(オムヌン)
지켜준(チキョジュン)
만들어준(マンドゥロジュン)

すごく多いですね。
全部で約30種類です。

何度も聞きまくって覚えられれば約30個の単語が、活用を含めて覚えられることになります。