韓国語マラソンの評判を確かめました

2019-04-25ご自身の語学習得に関して,韓国語学習に関してコストパフォーマンス,安く,,韓国語,韓国語情報


当ブログでは語学を安く勉強するための情報を発信しています。

少々古い本であれば多少安く手に入ることから、5年以上前に出版された韓国語の勉強に有益な本を、独断と偏見で評価&点数付けをしています。

今回は第2弾で、韓国語マラソンをご紹介します!
前回はこだわり中級韓国語でした(こちら)。

韓国語の勉強を始めようとしている方、すでに始められている方にお読みいただけますとうれしいです!

         

広告

1. 韓国語マラソンとは

まずは韓国語マラソンのご紹介をさせていただきます。

韓国語マラソンは、6ヶ月で韓国旅行や基本的な生活ができるようになるように設計された教材です。語学関連の教材やサイトで実績が豊富なアルクという出版社から出されたものです(韓国旅行や出張の予定がある方はこちらの韓国語の自己紹介,領収証,トイレ等の言い方 韓国旅行や出張で!の記事も参考になると思います。合わせてご覧ください!)。

アルクさんは韓国語よりも英語の方が有名で、英語では1000時間ヒアリングマラソンという有名な教材を出されています。

韓国語マラソンはその韓国語版のような位置付けです。教材は6冊の参考書&CDとなっており、1冊あたり1ヶ月で行うこととなっていますので、合計6ヶ月のボリュームです。詳細はこちらにあります。↓
http://www.eng-mix.com/alc-kouza/korea.html

1000時間ヒアリングマラソンは試したことはないのですが、韓国語マラソンを試してみましたのでご紹介します。

下記で詳しくご紹介しますが、レベルは初級~中級、韓国語能力試験(TOPIK)で言うと4級くらいまでかと思います。

2. 評価について

言語は時が経つにつれて変わっていくものですので、最新の教材で勉強することが重要です。

しかし、試験で出題されたり、社会人が使うようなフォーマルな文章であれば、時代の流れで劇的に変わることは実はありません。最新の教材で勉強することはとても良いことですが、ほぼ定価で手にいれることになりますので、お金がかかってしまいます。

そこでできるたけお金をかけずに韓国語を学ぶ方法として、発売から比較的年数がたっている本を教材とする方法があります。これだと古本屋やフリーマーケット、図書館でのレンタルなどでお金を節約しながら教材をゲットすることができます。

当ブログはコストパフォーマンスを意識した外国語勉強の情報を発信していることから、5年以上前に発売された韓国語の本の評価を、ブログ運営者の独断と偏見で行っています。

韓国語マラソンの本は小職が持っているものには2002年3月発行、2006年3月改訂と記載があります。約17年前に発売、約13年前に改訂された教材のご紹介ということになります。

下記にて評価項目のご説明を簡単にしておきます。

もし韓国語の勉強に必要な本をお探しであれば当ブログをご覧になり、参考にしていただけると嬉しいです!スキル向上の目的に合った本が見つかることを祈っています!

2-1. 難易度の表記について

難易度については下記のように表記しています。
このブログの運営者の感覚で区分しています。

入門:韓国語能力試験1級くらい
初級:韓国語能力試験2~3級くらい
中級:韓国語能力試験4~5級くらい
上級:韓国語能力試験6級以上

2-2. 文体の系統について

外国語の文体は大きく分けると日常会話系とフォーマル系があります。ご紹介する本がどちら寄りなのかを表します。
(もう少し細かく分けると専門系というのもあります。外国語の区分についてはこちらの記事で書いています。)

2-3. 評価項目1および2. 읽기/듣기問題量

各能力(읽기/듣기)20点満点で評価しています。

掲載されている文章(短文、長文)がどの程度の量があるのかを表します。点数が高い方が文章の数が多い、というルールで点数化しており、点数が高ければ純粋に文章量が多い、ということを表します。

文章の質まで評価しようと思ったのですが、いかんせん母国語が韓国語ではないので単純に量だけの点数化としました。

2-4. 評価項目3および4. 쓰기/文法関連の問題量について

こちらは各項目10点満点で評価しています。

쓰기問題のある参考書は少ないので少し配点を減らしています。(この項目の配点を高くしてしまうと全ての本の点数が低くなりやすくなってしまいます……쓰기を中心に勉強されている方、ごめんなさい)

쓰기の項目では、韓国語能力試験(TOPIK)のように長めの文章を書く問題から一文で終わる問題まで、どの程度の問題数があるかを示します。

また、文法関連の問題量についても10点満点評価としています。韓国語能力試験(TOPIK)では、純粋な文法問題が今はありませんので配点を下げております(ハングル検定では文法問題がありますが)。

2-5. 評価項目5. 解説の親切さ

こちらは15点満点で評価しています。

英語でも韓国語でもそうなのですが、解説が物足りない本があったりします。上級者用の本になってくるとよく見られるのですが、問題に対する解答のみを記載し、解説は無い、というものがあるのです。

その参考書の制作者の意図としては、
「わからないものは自分で調べなさい」
とか
「これくらいのものは書かなくてもわかるよね?」
的な考え方なのだと思います。

確かにその通りではあるのですが、お金を払って参考書を買っているのだから、読者に少しでも多くの知識を与えたい、と考えていただきたいものです。

というわけで本項目では15点満点で解説の親切さを評価しています。点数が高いほど細かく丁寧に解説してくれています。

2-6. 評価項目6. その他情報の豊富さ(韓国文化紹介など)

こちらは15点満点で評価しています。

語学の勉強を進めて行くと、その国特有の文化や風習を知らないと理解が難しいものが出てきます。

例えば北緯38度線(北朝鮮との国境線)を휴전선(直訳は休戦ライン)と呼んだり、종류(チョンノ。繁華街などがある観光の中心地の1つ)には色々なお店があること、KOSPI(韓国経済指標のひとつ。1980年の上場株価の時価総額に対する現在の上昇具合のようなもの)という指標で経済成長を見たりする、などです。

こういった、試験勉強だけでは得られづらい韓国の紹介やプチ情報の豊富さを点数化しています。

2-7. 評価項目7. 말하기(話し)への直結度

こちらは10点満点で評価しています。

日本人が外国語を勉強すると、どうしても말하기(スピーキング)がおろそかになります。しかし、実際は말하기ができるとかなりのアドバンテージになります。

そのため、ご紹介する本が말하기力向上にどの程度寄与してくれるかを数値化しています。

本項目も小職の感覚でつけています。
말하기はできないんですけどね(笑)。

広告

3. 韓国語マラソンを評価します

今回ご紹介するのはこちらです↓。6冊あったはずですが、テキスト1~3が見つかりませんでした。見つかり次第、写真を差し替えさせていただきます。

上にも少し書きましたが、この教材は2002年3月発行、2006年3月改訂と記載がありますので、約13年前の内容になります。フォーマルな内容も多くありますので、安く勉強する、という観点では良い教材です。

小職のものは2010年に増版されたバージョンのもののようですので、ひょっとすると今は表紙などが変わっているかもしれません。

この韓国語マラソンの難易度および文体の系統は
○難易度 : 初級&中級
○系統 : どちらかというと日常会話向き
です。
本教材は6冊あり、テキスト6が最も難しいです。会話中の文と文の間(ま)が実際の会話よりも長いので、テキスト6で韓国語能力試験(TOPIK)4級くらいが目安かと思います。

テキスト1は基本的な内容から解説してくれます。韓国語能力試験(TOPIK)2~3級を取得され、初級の復習&中級に突入したい!というニーズに非常に合致しています。
もちろん、これから新たに韓国語の勉強をされる方にも良い教材です。

さて、総合評価は64点です。各評価項目の満点が異なりますので、レーダーチャートの各項目は満点に対する割合で作成しております。

읽기(読解)問題量 6/20点
듣기(聞取り)問題量 20/20点
쓰기(書取り)問題量 0/10点
文法関連の問題量 6/10
解説の親切さ 15/15点
その他情報の豊富さ(韓国文化紹介など) 10/15点
말하기(話し)への直結度 7/10点

いくら中古などで安く手に入りやすいと言っても6冊のテキストなので4000円はかかると思います。各項目、4000円以上の価格に対してどうか、といった観点で採点しております。

下記の各評価で判断いただき、導入するかしないか決めてみてください!

3-1. 읽기(読解)問題量

こちらは20点満点中6点です。

こちらの本は読解の問題はありません。リスニング(듣기)に特化していますので、読解を鍛えたい場合は別の参考書を買いましょう。

それでも解説欄に例文がいくつか載っています。決して豊富な量ではありませんが、すべてを理解すれば練習になることから、6点とさせていただいております。

ただ、繰り返しますが読解の問題はありませんので低めの点数になっています。

3-2. 듣기(聞取り)問題量

ここは20点満点中20点です。

ヒアリングマラソン(アルクさんから出版されている英語版の教材)の韓国語バージョンですので、듣기の量は豊富です。

ただ、듣기の「問題」量としては各テキストの末尾にある診断テストのみです。

それでも듣기の練習は充分できますので満点の評価としました。(ちなみにCDの音声をスマホに入れて聴く方法をこちらの記事で書いております。通勤通学中などにお試しください。)

3-3. 쓰기(書取り)問題量

ここは10点満点中0点です。

韓国語マラソンには読者にハングルを書かせるものは残念ながら用意されていません。
とにかく듣기の力を上げたい人向けになっています。

3-4. 文法関連の問題量

ここは10点満点中6点です。

基本的に各テキストの構成は、第◯週△日目という構成です。各週の1日目~5日目までが
長文 → 単語の確認 → 発音
という流れになり、6日目に今週のまとめとして少し長めの会話を取り上げています。

文法の問題、という位置付けのものはありませんが、単語の確認用としていくつか例文を用意してくれているので、これを読むことで文法理解を助けてくれます。また、全体として日常会話寄りではありますが、フォーマルな会話文もそれなりに含まれているので双方の文体を学ぶこともできることも特徴です。

文法の難易度としては初級~中級です。本自体の難易度が初級~中級なので、当然それに合わせて作られていますね。

3-5. 解説の親切さ

こちらは15点満点中15点で満点です。

全体的に渡り丁寧に解説してくれています。しかも、テキストの後ろには索引があり、「あの単語、どこで出てきたっけ?」みたいなときに強力に助けてくれます!

しかも索引は単語のみならず熟語なども含まれているので、相当親切です。

また、各章の長文の読み方も巻末にカタカナで書いてくれているので、読みが不馴れな方でも安心して勉強できるようになっています。

3-6. その他情報の豊富さ(韓国文化紹介など)

ここは15点満点中の10点です。

テキストの各週の最後に韓国の文化や伝統を紹介してくれるコーナーがあります。テキスト一冊あたり4週ですので、韓国文化等の紹介は4つになります。個人的にはもっと増やして欲しいです。

例えばソウルの青信号の点滅開始が早いとか、韓国での家賃の払い方、一般タクシーと模範タクシー(いわゆる黒タクシー)の違い等、韓国についていろいろなことを知ることができます。

プチ韓国通みたいになったようで少し楽しくなりますよ。

3-7. 말하기(話し)への直結度

ここは10点満点中7点です。

日常会話寄りですが、합니다体などのフォーマルな言い方も結構多いです。

韓国語マラソンで聞いたことをいい意味でパクることができれば、日常会話とフォーマル系の言い回しを双方操れることになります。

それを実現するには数十回~数百回単位で聞かないといけないのですけれど。

4. まとめ

いかがでしたでしょうか。

少し安く手に入りやすい教材として韓国語マラソンをご紹介しました。語学の勉強教材に実績のあるアルクさんから出ていますし、2002年の出版から改訂と増版がされているので、人気のシリーズとなっていることが伺えます。

内容は듣기メインですが同時に韓国文化や伝統の紹介も多いので、日本との違いも知ることができて参考になりますよ。

6冊合計5000円以内で手に入れば、一冊800円ちょっとで手に入れられることになります。語学の参考書はCDつきであれば安いものでも1500円はします。

試験用の本が高めの総合得点が得られやすい評価方法になっているので、韓国語マラソンの得点は64点と高得点とはなりませんでしたが、6ヶ月分の教材と考えれば5000円でも良い買い物かもしれません。

最後までお読みいただきありがとうございました!

広告