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ハングルのPDF一覧表/総数/濁音化の解説

2019-10-28ご自身の語学習得に関して,語学学習の興味が湧く記事,韓国語学習に関して勉強準備,韓国語

*本記事は約6分で読める記事です。緑枠に目次を用意していますので読みたい箇所へお進みください。

当ブログではハングルの読み方のルールをこちらのコピペできるハングル読み方一覧表(韓国語のあいうえお)の記事でご紹介し、子音や母音、ハングルの構成などをご紹介しました。
今回、pdfにした一覧表を作成しましたのでご紹介するとともに、注意点と補足事項を追記し記事にさせていただきます。

pdfを印刷し、壁や机に貼ったりして覚えましょう!

その他、もし韓国語の勉強を始めたてで韓国語の辞書を買うべきか、どのように勉強をしていこうかお悩みでしたらこちらの韓国語の辞書は必要?韓国語の勉強方法は?の記事も参考になると思います。合わせてご覧ください!

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1. ハングルを覚える際の注意点と補足

本記事ではpdfのハングル読み方一覧表、及びハングルを覚える際の注意点などに焦点を当てて解説していきます。ハングルの読み方のルールがまだわからない!という方はこちらのコピペできるハングル読み方一覧表(韓国語のあいうえお)の記事より先にお読みください!

ハングルを覚える際の注意点としては下記があります。念頭に置いて覚えていきましょう!

  • 1-1. 表を丸暗記するのではなくルールを暗記する
  • 1-2. 激音/濃音以外は文頭に来た時とそうでないときで発音が変わる
  • 1-3-1. 韓国語にはパッチム(子音で終わる)という概念があるため文字の全てを一覧にすると数が恐ろしく多くなる
  • 1-3-2. そのためパッチム無し(母音で終わる)をまず理解しパッチム有り(子音で終わる)は別途覚える
  • 1-4. 実際にはほぼ使われない文字(例:쎼等)も一覧に混ざっている。ルールを把握するために理解しましょう

1-1. 表を丸暗記するのではなくルールを暗記する

語学を勉強する際の共通ルールではありますが、ルールを暗記するようにしましょう!表はそのルールを確認するための単なるツールなんだ!とお考えいただくのが重要です。

例えばハングルを読む際に重要なルールは

  • ハングル(韓国語の文字)は子音 + 母音 で成り立っている
  • 日本語の文字は子音とか母音の区別はないのでそこは大きく異なる
  • 子音は日本語の「ア行」や「カ行」といったことを表現
  • 母音は日本語の「あ段」や「い段」といったことを表現

といったことでしょうか。

詳しく見てみますね。
ハングルで「さ」発音にあたるハングル「사」には子音と母音の区別がありますね → 1つ目の項目
一方で日本語の文字の「さ」には子音や母音の区別はなされていませんよね? → 2つ目の項目
「사」の中で子音は「ㅅ」です。これはサ行を表現します。例えば同様に「ㅁ」はマ行を表現します。 → 3つ目の項目
「사」の中で母音は「ㅏ」です。これはあ段を表現します。例えば同様に「ㅣ」はい段を表現します。 → 4つ目の項目これを覚えておけば後は子音は
「ㄱ」:カ行
「ㄴ」:ナ行
   ・
   ・
   ・
(以下表で確認)母音は
「ㅏ」:あ段
「ㅣ」:い段
   ・
   ・
   ・
(以下表で確認)
なんて具合で確認ができるわけです。ハングルはこんな風に覚えていきましょう!

1-2. 激音/濃音以外は文頭に来た時とそうでないときで発音が変わる

ハングルには激音と濃音という概念があります。発音などはこちらのハングルの激音と濃音の記事で解説しています。

重複にはなりますが、激音は「ㅋ」「ㅌ」「ㅊ」「ㅍ」の4つで、濃音は「ㄲ」「ㄸ」「ㅆ」「ㅉ」「ㅃ」の5つです。それ以外の文字で濁音があるものは、文頭に来るとき以外には基本的に濁音化します。

例えば「ください」の「주세요」は「チュセヨ」と発音します。「行ってください」の「가주세요(分かち書きで가 주세요が普通ですが)」となると「カジュセヨ」となります。「주」の部分が文頭に来た場合は「チュ」と発音し、そうでない場合は濁音化し「ジュ」となってしまいます※。日本人からしたらわかりづらいですよね。

※濁音化するのが一般的ですが例外的に濃音化したりするものもあったりします。とは言え、人によって濃音化しなかったりしたりもします…この辺、言語の奥深いところです。

文頭以外で濁音化する子音は「ㄱ」「ㄷ」「ㅂ」「ㅈ」です。このルールを覚えておけば文章を読め!と言われても怖くありませんね!

1-3. 文字の全てを一覧にすると数が恐ろしく多くなる

ハングルでは子音で終わる、という概念があります。パッチムと呼ばれるものですね。日本語には無い概念です。日本語では「あ」「い」「う」「え」「お」「ん」のどれかで終わっていると考え、「あ」~「お」は母音、「ん」は子音か母音かよくわからんけど「ん」で終わるのは「ん」だけだし!のような感じで基本的に母音で終わっていると言ってよいでしょう。

一方でハングルでは「각」のように、子音「ㄱ」で終わるものが存在します。これがパッチムです。パッチムはハングルで「받침」と書き、「土台」や「下支えするもの」と言った意味があり文字の下の方につきます。しかもこのパッチム、27種類もあるんです。例えば「가」にパッチムをつけてみるとこんなにあるんです…

この中でもほぼ使わないものもあるわけですが…
ハングルでは子音19種類、母音21種類、パッチム27種類もあるわけで、考えられる文字の一覧を作ると19×21×27=10,773通り!この中には多くのほぼ使わない文字も含まれているわけですが、「ほぼ」使わないだけで、韓国人がウケ狙いで敢えて「쎼쎼」とか書いてくる可能性もゼロでは無いんですよね。韓国人は「ㅋㅋㅋ」など非文法的な使い方をしますしね。言語って文法のみに縛られない使い方をすることってあるんですよね。

ですので、ハングルの子音と母音の読み方のルールを覚える、というのが第一歩で、その後パッチムを覚えていくというのが一般的なやり方になるんです。

1-4. 実際にはほぼ使われない文字も一覧に混ざっている

上記に書いた内容とかぶります。ハングルとしてあり得る組み合わせは10,773通りもあるわけですが、「먜」とか「뼤」のようにほぼ使わないハングルも一覧表に混ざっています。

「뼤」は「ピィェ」みたいな発音になるわけですが、もしこんな風に鳴く鳥やカエルが発見されたら「뼤」というハングルが出てくるかもしれません。それでも「ㅃ」は濃音のパ行、「ㅖ」は母音の「イェ」と覚えておけば特に怖くはないですね。

要はルールを覚えておけば応用が利くので便利ですよ!というお話でした。

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2. ハングル一覧pdf版

さて、上記を意識した上で下記のpdfを見てみてください。覚えるべきルールを暗記すれば下記すべて読めるようになりますよ!

下記のpdfはダウンロードし印刷等していただいて、どんどん覚えていきましょう!右クリック等で保存してください!

短母音バージョン

20190508_R1_1

二重母音バージョン

20190508_R1_2

最後までお読みいただきありがとうございました!

本記事の他にも韓国語の代表的なあいさつを当ブログでご紹介しています。こちらの韓国語&ハングルのあいさつを覚えよう!の記事にまとめています。また、韓国旅行や出張で使えるフレーズをこちらの韓国語の自己紹介,領収証,トイレ等の言い方 韓国旅行や出張で!の記事でまとめております。よろしければご覧ください!

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