韓国語の辞書は必要?韓国語の勉強方法は?

2019-10-09ご自身の語学習得に関して,外国語試験関連,英語や韓国語を安く勉強する方法,韓国語の試験,韓国語学習に関して学習ノウハウ,安く,韓国語情報

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韓国語の勉強を始めるとき、思うことがあります。「辞書は必要か?」です。勉強に対する思いが真剣であればあるほど辞書が欲しくなりますよね。

外国語の勉強と言えば、義務教育で英語を習います。中学校では英語の辞書を買ったことと思います。わからない単語があれば辞書を引き、意味を確認し、理解を深めていきます。 それでは韓国語を勉強するときも英語のときと同様にすると良いのでしょうか? そうではないと思います。

本記事では辞書は必要なのかに焦点を当てそれらの理由などを解説していきます。さらに、韓国語の勉強をどのように進めていくと効率が良いかもこのブログの運営者なりの考えを書いております。

韓国語の辞書の購入を検討している方に参考にしていただけると思います!また、韓国語の勉強を始められた方へ役立つ知識などを韓国語の勉強を始めるときに読む記事 入門文法まとめに載せております。合わせてご参照ください!

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1. 韓国語の辞書は必要か?

いきなりですが結論です。韓国語の辞書ははじめは必要ありません。

1-1. はじめは韓国語の辞書がいらない理由

なぜかと言うと韓国語の辞書は英語の辞書に比べて引くのが難しいからです。
現在は紙の辞書と電子辞書がありますが、紙の辞書は数千円しますし、電子辞書は数万円します。それならそのお金で本を買った方が良いと思います。
韓国語の辞書は引くのが難しいとお伝えしましたが、何が難しいのでしょうか?

  1. 動詞や形容詞は活用を考える必要がある
  2. 紙の辞書→子音と母音の順番(​日本語に当たる50音)​を覚えていなければならない​
  3. 電子辞書→ハングルキーボードを打てなければならない

こういった障害が立ちはだかります。

1-2. 動詞や形容詞は活用を考える必要がある

辞書を引くときは単語がわからないときですよね?普段使っている言葉を辞書で引こうとしたとき、すぐに辞書で引くことができるものとそうでないものがあります。例えば
「午後7時に家に帰ってきました」
という文があったとして、「午後」という意味がわからなければ「午後」を調べればよいわけです。
しかし「きました」がわからない場合、どうしましょうか?

「きました」を辞書で調べても載っていませんよね?この場合、全く別の形である「来る」を調べる必要があります。加えて過去形をどのように作るかを知っていなければ辞書を引くことはできませんよね。

韓国語でも同様です。
「오후 7시에 집에 돌아왔어요.(午後7時に家に帰ってきました)」は「오후(午後)」はすぐに辞書で調べることができますが、「돌아왔어요」はこのままの形では辞書に載ってはいません。(この場合は「돌아오다」という辞書形を知っている必要があるのと同時に過去形のㅆ다の形を知っていないと辞書で調べるのは困難です。)

このような、述語に当たる部分の変化を「活用」と呼びますが、韓国語ではこの活用が日本語並みにややこしく、理解に時間がかかるという特徴があります。(韓国語の活用についてはこちらの の記事にまとめてあります。)はじめの段階では辞書は必要ないと言ったのはこういう理由からです。

ちなみに単語を覚える上では動詞が最も優先順位が高いのですが(詳しくはこちらの の記事でまとめています)、最も重要な動詞の活用が難しくて調べられないので、なおさら初期の段階では辞書は必要ないわけです。

一方で英語は違います。
「I got home at 7pm.(午後7時に家に帰ってきました)」
の動詞は「got」ですが、これは「get」の過去形ですね。英語の辞書ではなぜか活用形である過去形も引くことができるのが一般的です。試しに小職が持っている電子辞書で「got」を引いてみます。

英語の辞書で「got」を引いた結果

「get」の過去形って書いてくれていますね。なので、「got」を調べる→「get」にたどり着くことができるわけです。
同じ外国語の勉強でも、英語と韓国語で大きく勉強方法が変わりますよね。

英語→わからない単語が出てきたらそのまま調べればオッケーな場合が多い
韓国語→活用が複雑なため述語部分はそのまま調べても載っていない
ので、英語は初期の段階で辞書を使うのは有効ですが、韓国語は有効ではないのです。

1-3. 子音と母音の順番(​日本語に当たる50音)​を覚えていなければならない

初期に韓国語の辞書が必要ない理由を説明しましたが、それ以外にも理由があります。紙の辞書を用いる場合、子音と母音の辞書上の順番を知っている必要があります。日本語で例えば「階段」を調べることを考えてみます。

か行から調査をしていきますよね。次の文字は「い」です。「い」は「あ」の次です。ですので開いたページに「かあさん」とかが載っているページだとすると、「階段」はそれよりも後ろであることがすぐにわかります。
これはなぜでしょうか?日本語の50音を知っているからですね。韓国語でも同じことが言えます。韓国語の文字(ハングル)は子音+母音で成り立っています(詳しくはこちらのコピペできるハングル読み方一覧表(韓国語のあいうえお)の記事でご紹介しています)。

階段を表す韓国語は「계단」です。これを辞書で調べるとき、まず「ㄱ」がどこに載っているかを知っていなければなりません。(「ㄱ」は子音の中でも一番最初ですので比較的前のほうに載っていることと思います。)
同様に「계」の母音である「ㅖ」は何の次の母音であるか知っておく必要がありますね。

パッチムに関しても順番がありますので、パッチムがある単語を調べる場合はパッチムの順番も知っている必要がありそうです。(パッチムの発音などに関してはこちらのハングル(韓国語)のパッチム一覧の記事でご紹介しています。)。

こう考えると紙の辞書を使いながら勉強するのは初期の段階では難しいですよね。アルファベットは何となく中学までに順番を覚えているので辞書を引くのに多くの苦労はありませんが、韓国語では相当量の予備知識が必要になります。

ちなみに子音と母音の辞書に載っている順番は下記です。初期の段階では知らなくても問題ありませんが、韓国語に慣れてきたら少しづつ覚えていきましょう!
子音
ㄱ ㄲ ㄴ ㄷ ㄸ ㄹ ㅁ ㅂ ㅃ ㅅ ㅆ ㅇ ㅈ ㅉ ㅊ ㅋ ㅌ ㅍ ㅎ
母音
ㅏ ㅐ ㅑ ㅒ ㅓ ㅔ ㅕ ㅖ ㅗ ㅘ ㅙ ㅚ ㅛ ㅜ ㅝ ㅞ ㅟ ㅠ ㅡ ㅢ ㅣ
パッチム
ㄱ ㄲ ㄳ ㄴ ㄵ ㄶ ㄷ ㄹ ㄺ ㄻ ㄼ ㄽ ㄾ ㄿ ㅀ ㅁ ㅂ ㅄ ㅅ ㅆ ㅇ ㅈ ㅊ ㅋ ㅌ ㅍ ㅎ

1-4. ハングルキーボードを打てなければならない

紙の辞書が引けないなら電子辞書を使えばいいじゃないか!その通りです。どうしても辞書を導入したい場合は電子辞書が良いと思います。電子辞書でも障害はありますが、この障害なら乗り越える価値はあるかな、と思います。理由を書いていきますね。

電子辞書で単語の意味を調べる場合、調べる単語を電子辞書に打ち込めなければなりません。多くの電子辞書はパソコンのキーボードと同じ配列をしています。試しに小職が使っている電子辞書の配列を載せてみますね。(キーボードで韓国語を打つ方法をこちらの【配置/打ち方】韓国語(ハングル)キーボードについて解説の記事にてご紹介しています。)

電子辞書の韓国語キーボード配列の例

この配列を覚えられるか、というのが電子辞書での障害です。例えば先ほどの、"階段"の意味である「계단」を電子辞書に打つことを考えると、Rのところを押すと「ㄱ」が打つことができ、シフトを押してからPを押すことで「ㅖ」を打つことができます。
「계단」を調べるためには韓国語入力ができる状態で
「R」→「シフト」→「P」→「E」→「K」→「S」と押すことで「계단」と打つことができます。

ただ、もしこの配列を覚えているのであれば、辞書を買うよりも、韓国語の辞書に近いサイトを利用したほうが安く勉強することができます。
韓国語の辞書サイト:kpedia
https://www.kpedia.jp/
もし、韓国語のキーボード配列を覚えていて、スマホをお持ちであれば電子辞書を買うよりこのサイトで単語を調べたほうが間違いなく安上がりです。

まずはこういったサイトを利用され、勉強を進めることをおススメします。そのほうが安いですからね!辞書の導入は活用等を覚えてからで十分だと思います。

韓国語を勉強しているということは、いつかキーボードで韓国語を打つ時が来るかもしれません。そのためあえて辞書を使うのであれば、紙ではなくキーボード配列を覚えられる電子辞書が最も良いと思います。

2. 韓国語の勉強方法は?

上記を踏まえて韓国語の勉強方法はどういうものがよいでしょうか?やり方は人それぞれですが、はじめの段階では初級を対象とした本を物色するのが最も早いです!
韓国語の初球の本は英語並みに充実していますので!

小職はこちらの本を使って韓国語の基本を学びました!

ベタですね。あまり参考にならず、すみません。正直語学の基本を教えてくれている本は内容に大差が無く、立ち読みしてみて文章や絵が気に入ったものを買えばOKです。ちなみに韓国語の読み方等を知るだけであればネットの情報だけでも豊富にありますし、本ブログの の記事でもハングルの読み方を説明したり、こちらの韓国語(ハングル)の正則活用と活用一覧表の記事で活用などをご説明しています。

情報があふれている現在では、中級以上になってから参考書や辞書を買う、というのがコスパが良いと言うことができます。

ただ、本をめくるあの感覚や、勉強を進めていってからの本の終盤に来たあの感覚はなかなかたまらないものがありますよね。小職もあの感覚は大好きです。経済的合理性を追求するとネットの情報のみで勉強するとベストなんですけどなかなかそうしないのが人間だったりしますよね。

なので立ち読みしてみて本を一冊購入し、それでもわからないところをネットで調べる、というのが満足度が高い勉強方法だし、続けることができる方法なんじゃないかと思っています。

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3. まとめ

いかがでしょうか?

韓国語の辞書の必要性について考察してみました。まとめますと
・勉強初期の段階では辞書は必要ない
理由①動詞や形容詞は活用を考える必要があるから
理由②紙の辞書は子音と母音の順番(日本語に当たる50音)を覚えていなければならないから
理由③電子辞書でもハングルキーボードを打てなければならないから
・ハングルキーボードをもし打つことができてスマホを持っているのであれば、kpediaという素敵なサイトがある
・中級以上の勉強を始めるときに辞書を導入する、くらいで十分。このレベルになってくるとこちらの韓国語の辞書の引き方を解説しますの記事が参考になると思います。

韓国語の勉強法
・基本を教えてくれる本の内容に大差は無い。現在は様々なサイトが豊富にある。ただ全く本を買わなければ、理解できた!勉強が進んだ!という感覚が得られないので一冊は買ったほうが続くと思われる
といったところでしょうか。

韓国語の勉強に慣れてきましたら、韓国の教育財団が主催する韓国語能力試験(TOPIK トピック)と呼ばれる試験もあります。こちらの韓国語能力試験(TOPIK)とはの記事にまとめておりますので合わせてご覧ください!

その他、韓国語の入門記事として下記の記事もご参考になると思います。
ハングルの激音と濃音
【우/으/오/어/요/여の発音】ハングルとローマ字を対比して覚えよう
韓国語(ハングル)のあいさつを覚えよう!
韓国語の自己紹介,領収証,トイレ等の言い方 韓国旅行や出張で!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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