英単語が覚えられないときに読む記事

2020-09-01ご自身の語学習得に関して,英語学習に関して,韓国語学習に関してTOEIC,単語,多言語学習,学習ノウハウ,英語

英単語や韓国語の単語、その他外国語の単語が覚えられなくてイラついたり、自己嫌悪におちいった経験はないでしょうか?

一生懸命覚えた英単語が数日経つと忘れている、なんてことは語学の勉強では日常茶飯事です。でもそれは異常なことでもなんでもなくごく自然なことです。

本記事では英単語習得の重要性と、単語を覚える過程について書き起こしてみたいと思います。また、英単語が覚えられない原因についてこのブログの運営者なりの見解を書き、どういった方法で勉強するのが良いかをご紹介します。

単語・熟語の習得に行き詰まり、モチベーションが下がったとき、TOEICやTOEFL、TOPIK(韓国語能力試験)で点数が上がらないときなどに本記事を読んでいただき、語学力向上のヒントになればうれしいです。

*本記事はすべて読むのに約6分かかります。緑枠の目次より読みたい箇所へお進みください。

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1. 単語・熟語習得の重要性

今さらですが、単語・熟語を知っていることは重要です。語彙力を増やすことで知らない単語が出てきても意味を推測できる可能性を高めることができるからです。

これができるとTOEICなどの試験でとても有利になります。英単語を覚えられない!原因は何?を考えてみる前に、まずは英単語や熟語を覚える重要性をおさらいしてみましょう。

単語習得の重要性をTOEICを例に考えてみましょう。TOEIC 800点では語彙数8,000語が必要とも言われています。

英語の試験を受けたことがあれば、必ず一度は単語の習得不足を痛感することになります。試験に出てくる単語全てがわかればそれに越したことはありませんが、どんなにレベルをあげてもわからないものは出てきます。
そんなときはどう対処したらよいでしょうか?

個人的には、1つの文の中で、ある一定以上の個数の単語がわからなかったらその文の理解は諦めた方がよい、といった基準のようなものがあると考えています。

リーディングは1つの文の中で、3個以上わからない単語が出てきてしまった場合、リスニングでは、ポンポン文が進んでしまうので、2個わからない単語が出てくるとだいたいアウトかな、と思います。もちろん状況にも因りますが。

しかしながら、リーディングでもリスニングでも共通することとして、わからない単語が1つだけだった場合、それ以外の単語を完璧に理解できていれば意味を推測できる確率がかなり上がります。もしくはその単語の意味をドンピシャリに推測できなくても、大した問題にはなりません。

例を挙げてみましょう。
When I took a walk in the park, I found a stone on which the symbol of Taurus was carved.

この文では、carveがわかればTaurusの意味がなんとなく推測できる、もしくはわからなくても別に問題ないわ、と思えてきます。日本語訳としてはわかりやすく直訳すると、
「私が公園で散歩をしていると牡牛座のシンボルが刻まれた石を見つけました。」
となります。

これがリーディングであればTaurusのtが大文字になっているので、何らかの有名な固有名詞のシンボルが石に彫ってあったんだな、くらいに理解できればたいていの場合は事足ります。

リスニングにおいても、なにかが石に彫ってあったんだな、くらいに考えられれば、文の大意はつかめることになります。結果としてこの一語がわからなくても問題にはならず、次の文に集中できるようになります。

たいていの英語の試験では、「この石には何が彫られていましたか?」なんて細かいことを聞かれることはないので、例文の場合はcarveがわかるくらいまでの語彙力があれば良い、と考えることができます。

このように、語彙力があればあるほど文章の理解度が上がるので、仮にわからない単語が出てきても意味を推測できます。もし推測ができなかったとしても十分大意が掴めるので、大した問題ではなくなるのです。

さて、この例文を見て意味の理解に時間がかかってしまったり、意味はわかったものの自信がなくて再度全文を読んだりしませんでしたか?それこそ英単語を覚えられない原因に直結する問題だったりします。

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2. 英単語・熟語を覚えられない原因

本記事の本題に入ります。

単語・熟語はとにかく暗記する必要があるのですが、どうしても時間がかかります。例えばTOEIC 800点に必要な勉強時間については下記で書いています。

TOEIC 800点を取るための勉強時間について書いています!

このとき、覚えるべき単語や熟語が学習者に定着するまでにはいくつかの段階があります。

ある単語を聞いたとき、その単語が下記のどれかに当てはまるはずです。
段階1.「聞いたことないななんだこれ?」
段階2.「聞いたことないななんだこれ?(実は前に聞いたことがあるものの本人が覚えていない)」
段階3.「聞いたことあるな。でも意味忘れた」
段階4.「聞いたことある。(3秒後)あ、この意味だ」
段階5.「知ってる知ってる」
段階6. 単語のみならず文章まるごとその場面を頭の中で再現できる
段階7. 母国語である日本語と同様の使い方ができる

一度しか見たことがない単語や、辞書を一度引いただけの単語はたいてい記憶には残りませんので、上記の段階2の状態です。

なので実際には一度辞書を引いたことのある単語や熟語であっても、「初めて見たわ」と認識してしまうことがほとんどです。

また、実際に意味を知っていたとしても、意味が瞬時にわかるレベルになっていればよいのですが、そうなっていないことも往々にしてあります。

これが英単語を覚えられない原因です。

繰り返しになりますが、実際にはすでに辞書で引いたことのある単語も「初めて見たな」と思い、再度辞書を引いてしまう(段階2)、意味を知っていても不安で辞書を引く(段階3)、意味を知っているけれど思い出すのに時間がかかる(段階4)、といったことが起こってしまい、これを「単語が覚えられない」と認識してしまうわけです。そしてイライラしたり自己嫌悪に陥ってしまったりするわけですね。

でも、これって一部の天才を除いて外国語を勉強している人全員に起こる現象なので、イライラしたり自己嫌悪に陥る必要なんてないんです!

特に上述の単語習得段階3から4に上げるのがかなり大変で、段階4を経た単語は記憶として定着しやすく、比較的すぐに段階5に上がります。

ちなみに段階3から段階5に一気に上がる瞬間がたまに訪れ、この時はたまらなくいい気持ちになります。意味を知らなかった単語がなんらかのきっかけで、急に深く記憶に刻まれたりすることがたまーにあるんですよね。

例えば学生の時に学校の先生が「carve」を使っていた場面を突然思い出し、段階3の状態だったものが一気に記憶に定着する、といった具合です。何か線が一本につながった瞬間といいますか…

このブログの運営者が語学を勉強し続けているのもこの瞬間を味わいたいから、というのが大きく、是非とも世界中の人に味わってもらいたい感覚です。やっててよかった~、と思える瞬間です。

と、言うわけで英単語を覚えられない原因は、「単語習得の段階には大きく分けて7段階あり、意味を覚えていない単語は段階2~4をさまよっているから」なんです。

上述のようなことを意識すると、下記のような勉強がよいと私は考えています。

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3. このブログ運営者が考える効果的な勉強方法

上記を踏まえると語彙力をあげる勉強としてのポイントは下記です。

  1. 一度のみ見たり聞いたりしたもの、及び一度のみ辞書をひいたものは段階2です。一度のみしか出会っていなくても段階3に上げること
  2. 段階5まで上げるには、一部の天才を除いて複数回その単語に出会う必要があると認識すること

上記二点を念頭に勉強を進めると良いです。やり方は人それぞれでいろいろ試すのがよいと思いますが、下記のような方法がおすすめです。

ポイント1に関しては単語習得段階1→3に上げるために記憶を映像として残すことを意識しています。
例として挙げると
carve → 彫刻する
と覚えるのではなく下記のようなものを映像として頭に入れておくのです。

「Carve」の意味を画像として記憶するための映像
「Carve」の意味を画像として記憶するための映像

そうすると何らかの物に特徴あるものが刻まれた状態として頭に残るので、「彫刻する」のみならず、「彫る」、「刻む」、という別の言い回しにも対応しやすくなります。

ポイント2に関しては段階3の単語を段階5にできるだけ早く上げることを意識するとよい、ということになります。

そのためにはいろいろな文章を読みまくる、聞きまくるということが遠回りのようで近道です。いろいろな文章に触れているときに段階3の単語が出てきたら、無理にその時に暗記するよりは、どこかの紙に書いておいて数週間後に再度見直す、という方法が効果的です。

例えば「autograph」という単語が段階3の状態であれば、
I lost my shirt on which my favorite soccer player signed his autograph.
という文をどこかに書いておき、数週間後にそれを見て意味がわかるか確認する、といった具合です。

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4. まとめ

いかがでしょうか。

単語を習得する重要性をおさらいし、英単語を覚えられない原因と効率的な勉強方法について書かせていただきました。長く語学学習をされていた方にとっては、共感いただけた内容があったのではないでしょうか。

英単語が覚えられないときや語学の点数が上がらないときはモチベーションが下がってしまうものです。そんなときは下記の記事を読むとよいです。

英単語が覚えられないときは、単純に英語力が不足しているというより、勉強している分野の知識が乏しかったり、日常会話寄りの文章が得意かフォーマル寄りの文章が得意か、ご自身が通訳型か翻訳型かによっても影響があります。そのあたり、下記で書いていますので参考になることがあると思います。

適性か合っていない分野の単語の暗記は苦戦します!

また、当ブログではTOEIC 800点突破のために必要な知識を下記でまとめています。TOEIC高得点を目指している方はのぞいてみてください!

TOEIC 800点を取るための情報が詰まっています!

勉強されている言語が韓国語であれば下記の記事も参考になります。

韓国語の単語の勉強の仕方について書いています!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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