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【読み方と覚え方】韓国語の数字をマスター!

2020-04-25ご自身の語学習得に関して,韓国語学習に関して単語,基礎,韓国語

韓国語(ハングル)の数字を2回に渡って解説しています。2回目の今回は韓国語の数字の読み方や覚え方、漢数詞と固有数詞の使い分けについて見てみます。

韓国語(ハングル)の数字をマスターしたい!という方に参考になると思います。

*本記事はすべて読むのに約10分かかります。緑枠の目次より読みたい箇所へお進みください。

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1. 韓国語の数字について

韓国語(ハングル)の数字には大きく分けて二種類あります。漢数詞と固有数詞と呼ばれるものです。

一方で日本語の数字もいろいろ種類があるんですよね。ではまず、10数えてみてください。




数えましたか?
いち

さん
よん

では今、本がたくさんあるとして本を数えてみてください。
いっさつ
にさつ
さんさつ
よんさつ
ごさつ

では次は日付を1日から言ってみてください。
ついたち
ふつか
みっか
よっか
いつか

次は1時から順番に言ってみましょう。
いちじ
にじ
さんじ
よじ
ごじ

いかがですか?普段意識はしませんが、数字にもいろいろな言い方があるのがわかると思います。上の4パターンだけをまとめると下記のような読み方があります。

1:いち、いっ、ついた(ち)/つい(たち)
2:に、ふつ(か)
3:さん、みっ(か)
4:よん、よっ(か)、よ

これ以外に、8には「ようか」、4には「し」という読み方もありますね。このように日本語でも、「単純に数字を読み上げる場合」と「本などを数えたり日にちや時間を言う場合」で数字の読み方が変わるんです。

韓国語の漢数詞と固有数詞の違いもこれと一緒です。単純に10までの数字を読み上げるのが最もシンプルな数字の読み方でしょう。韓国語も一緒です。それが漢数詞と呼ばれるものです。

それに対して、本などのモノを数えるときは単位がつきますね。「冊」「本」「匹」みたいな単位です。このとき、単に数字を読み上げるときとは読み方が変わります。これと同じことが韓国語でも起こるんですね。これが固有数詞です。

まずは単位がない場合(数字を読み上げるだけのとき)は漢数詞を、単位がある場合は固有数詞を使う、という感じで覚えましょう。

とは言え例外というかどちらを使うか微妙なものは多くあります。本記事の下の方で使い分けの例を書いておりますのでこのまま読み進めてみてください。

※韓国語の数字は実は韓国語能力試験(TOPIK)などの試験のためにはあまり重要じゃなかったりします。その辺り、韓国語の数字解説第1回目の下記の記事で書いております。また、韓国語の数字の一覧表のみパッと知りたい!という方は下記の記事の方が便利です!

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2. 韓国語の数字の読み方と覚え方

では、実際に韓国語の数字の読み方と覚え方を見てみましょう。

2-1. 漢数詞の読み方

まずは漢数詞の読み方です。たとえば「1」はハングルで書くと「일」となります。これは「イ」と読みます。主要な漢数詞のハングル表記と読み方を一覧にしました。

切れている場合は横にスクロールできます。

数字韓国語読み方 数字韓国語読み方 数字韓国語読み方 数字韓国語読み方
1 2 3 4
5 6 7 8
9 10 11십일シビ 12십이シビ
13십삼 14십사 15십오シボ 16십육
17십칠 18십팔 19십구 20이십イシ
30삼십 40사십サシ 50오십オシ 60육십
70칠십 80팔십 90구십クシ 100
1000チョン 10000マン 1億 1兆チョ
0공/영コン/ヨン

読み方はハングルの読み方がわかればカタカナがなくても読めるようになります。お気づきかもしれませんが、読み方のカタカタの一部が右下についているものがありますね。これはパッチムと呼ばれるものです。ハングルは「子音+母音(+パッチム)」で成り立っています。また、子音には普通の発音に加え、激音と濃音という概念があります。ハングルの構成や読み方、パッチムなどの詳細は下記で記事にしていますのでお時間のあるときにご覧ください。

数字の読み方を学びたい!ということであれば、上記の記事を読んでいただき、ハングルのしくみを知っていただくのがよいです。が、とにかく読みだけ教えてくれ!という場合は下記を覚えましょう。1~10までの漢数詞の読み方を表から抜粋しています。

 イ サ サ オ ユ チ パ ク シ

ここで韓国語に興味を持っていただくために10まで超える数字を少し詳しく解説します。

10を超える数字は10を表す「シ」を使って表します。たとえば11は「シ」+「イ」ですね。この「プ」は少し下付きで表示していますが、これはpの発音をおまけ程度についていることを表しています(こいつがパッチムです)。日本語には無い概念なんですが「シ」=「シp」なんです。

なので11を言いたい場合は「シp」+「イ」ということになります。ここで「シp」のpと「イ」のイが連音化(リエゾン)して「ピ」になります。ただ、韓国語では激音、濃音以外が単語の途中に来た場合は濁音化しますので、この「ピ」が「ビ」になります。結果として11の発音は「シビ」となります。

同様に12は「シ」(=「シp」)+「イ」なので、「シビ」という読み方になります。

上記のルールに従った上で気を付けるものとしては16があります。16は「シ」と読みます。「シニュク」とも聞こえたりします。

これは鼻音化と呼ばれるものです。パッチムには子音が来るのですが、子音の「ㄱ」「ㄷ」「ㅂ」「ㅅ」「ㅈ」など(この他二重パッチムというのもあります)があり、かつその次の文字が「ㄴ」「ㄹ」「ㅁ」であればだいたい鼻音化が起こります。また、「ㅇ」であった場合も鼻音化が起こることがあります。鼻音化が起こった場合、パッチムの読み方が下記のように変わります(一例です)。

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パッチム通常の読み方鼻音化した読み方

漢数詞の16を改めて見てみましょう。ハングルでは「십육」と書きます。一文字目が「십」で「ㅂ」のパッチムがついています。そしてその次の文字が「육 」であり「ㅇ」が来ています。「ㅇ」が来た場合鼻音化する場合としない場合がありますが、「ㅇ」の次の母音が「ㅠ」である場合は鼻音化することが多いです。そのため「ㅂ」が鼻音化し発音が「シ」もしくは「シニュ」となるんです。ちょっとややこしいですが・・・

2-2. 漢数詞の覚え方

さて、読み方はわかったけど、覚え方はないの??と言う方のために1~10までの覚え方を解説します。

おおすめの覚え方はこのようなものです。 まず日本語の「イチ」には「イ」が含まれていますね。なので漢数詞も「イ」から始まると覚えます。すると「イチ」に対応する漢数詞の候補は「イ」か「イ」のどちらかですね。

日本人ならあいうえお表を知ってるわけですが、「イ」は2番目に来ますよね。なので「イ」が漢数詞の2を表す、と覚えると覚えやすいです。そして残りの「イ」が「1」に当たるわけです。

次に来る数字は日本語では「さん」です。韓国語も同様に「さ」から始まります。候補は「サ」か「サ」となります。日本語では「さん」は2文字ですね。なので次は同じく2文字の「サ」です。「さん」と「サ」、発音が似ていますのでそれで覚えてもよいです。その次に残った「サ」が来ます。これで3と4は覚えられますね!

続いては日本語では「ご」です。「ご」を伸ばすと「オ」になります。これが韓国語の5です。1~4までの一文字目だけを見ると「イ」「イ」「サ」「サ」と同じ文字が2回続きますが、それが5から終わります。

続いては「ろく」です。これは覚え方が思い浮かびません。強いて言うなら2文字目が同じ「く」だということです。韓国語では「ユ」で2文字目が一緒だから「ろく」=「ユ」だ!みたいな。かなり強引ですね(笑)。

続いては「なな(しち)」です。韓国語では「チ」で、覚え方は「しちる」です。意味は無いんですが、前半2文字が日本語の「しち」、 後半2文字が韓国語の「チ」で「しちる」です。なぜかこれで記憶に残りました。

次は「はち」です。日本人のイメージでは8って、「は」とか「ぱ」とか「や(やっつって言うので)」のイメージがありませんか?たとえばヤモリがハ虫類か両生類かわからなくなったとき、ヤモリの「ヤ」とハ虫類の「ハ」が8を思い起こさせるから「ヤモリ=ハ虫類」みたいな。同様に8を思い起こさせる「はち」=「パ」と覚えるとよいです。

次は「きゅう」ですが、これは簡単です。日本語で9は「ク」とも言いますね。「ク」はそのまま韓国語の漢数詞の9を表しますので覚えやすいです。

最後に「じゅう」です。これも6と同様覚え方がありません。「じゅう」=「シ」と覚えましょう。

2-3. 固有数詞の読み方

今度は固有数詞の読み方を見てみましょう。主要な固有数詞を下記に示しておきます。

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数字韓国語読み方 数字韓国語読み方 数字韓国語読み方 数字韓国語読み方
1하나
(한)
ハナ
(ハン)
2
(두)
トゥ
(トゥ)
3
(세)

(セ)
4
(네)

(ネ)
5다섯タソ 6여섯ヨソ 7일곱 8여덟ヨド
9아홉アホ 10 11열하나
(열한)
ヨラナ
(ヨラン)
12열둘
(열두)
トゥ
(ヨルトゥ)
13열셋
(열세)

(ヨルセ)
14열넷
(열네)

(ヨルネ)
15열다섯タソ 16열여섯ヨソ
17열일곱 18열여덟ヨド 19열아홉ヨラホ 20스물
(스무)
スム
(スム)
30서른ソルン 40마흔マフン 50 60예순スン
70일흔イルン 80여든ヨドゥン 90아흔アフン 100
1000チョン 10000マン 1億 1兆チョ

※固有数詞に0はありません。0を言いたいときは「없다(ない)を使います」

こちらもハングルが読めるようになるとカタカナがなくても読むことができるようになります。日本でハングルを読める人はそう多くはないでしょうから、ハングルを読めるようになると人とは違った知識を得たようで少しニヤニヤできますよ。先ほどの青枠部に、ハングルの読み方を解説した記事へのリンクをご紹介しておりますのでご興味のある方は合わせてどうぞ!

さて、固有数詞では後ろに単位が来ると若干読み方が変わるものがあります。それがカッコで書いた読み方です。例えば「りんごがひとつあります」は「サグァガ ハナ イッソヨ」ですが、「りんご、一個いただけますか」は「サグァ ハンゲ チュシゲッソヨ?」となり、上の表のカッコの中の読み方に変わります。

※青文字部分が数字に当たる部分です。

このように固有数詞で読み方が変わるときは一の位が1~4のときと20を言うときですね。頭の片隅に入れておいてください。

2-4. 固有数詞の覚え方

固有数詞の覚え方ですが、残念ながらこちらはあまり関連付けて覚える方法がありません。

例えば固有数詞の5は「タソッ」と発音しますが、ここから5に関連付けられる単語が存在しないんですよね。特に5以降「ヨソッ(6)」「イ(7)」「ヨド(8)」「アホ」なんて斬新な発音過ぎて丸暗記しか方法がないのが実情だったりします。

関連付けられるものとしては2の「둘(두) トゥル(トゥ)」くらいです。英語で2はtwo(トゥー)ですよね。なので2だけは英語とかなり似ているんです。その他は自力で覚えるしかないです。

このブログの運営者は通勤中の駅の階段なんかを上がったり降りたりするときに、心の中で(ハナ トゥル セッ ネッ・・・)と階段の段数を数えることで強引に覚えました。

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3. 漢数詞と固有数詞の使い分け

続いて漢数詞と固有数詞の使い分けを解説します。上記でも少々触れましたが、韓国語の数字は下記が原則、と覚えるのが良いです。

  • 漢数詞は単純に数字を言うとき、固有数詞は単位がついたり数えるときに使う
  • 百の位以上の部分の数字は固有数詞として使う場合であっても漢数詞を使う

1つ目の項目は何となく理解できると思います。

2つ目に関して補足します。2-1.2-3.で漢数詞と固有数詞の一覧をご紹介しました。ここで100とか1000などのキリの良い数字は共通になっています(両方とも漢数詞です)。このように十の位と一の位の数字が両方0のときは漢数詞を使えばOKです。

しかし、そうじゃないとき、例えば98,765を言うときを考えます。万の位には9、千の位は8、百の位は7、十の位は6、一の位は5です。このとき百の位以上の部分の数字、つまり「きゅうまん はっせん ななひゃく」の部分までは韓国語で共通です。「クマン パチョン チ」です。65の部分は漢数詞は「ユシボ」、固有数詞は「イェスン タソッ」と変わります。

日本語でも似たようなルールがありますよね。少ない数字では「ついたち」とか「いっこ」とか「いちまい」とか「1」にもいろいろな読み方がありますが、百の位以上の大きい数字の部分はどんな場合でも変わりません。「百の位以上の部分の数字は固有数詞として使う場合であっても漢数詞を使う」というのはこういうことです。

基本的にはこれでよいのですが、残念ながら例外というか「単純に数字を言うとき」と「単位がついているとき」という判断方法のみでは限界があったりしますのでそのあたり、解説していきます。

単純に数字を言うときというのは下記のような場合です。

  • 電話番号やその他番号
  • お金
  • 距離
  • 割合(%)
  • ときを表すとき(例外:◯時)
  • 料理の◯人分

電話番号は単純に数字を言うときの代表格かと。この場合単位もないですし。そのほか、ホテルの部屋番号や郵便番号なんかも漢数詞を使います。

お金も漢数詞を使います。お金って明確に単位がつきます。韓国ではウォンですね。なので固有数詞を使いそうです。ただ、上でも解説しましたが、固有数詞を使うところって十の位と一の位の数字だけなんですよね。韓国の数十ウォンって決して大きな額ではなく、率直に言ってあまり使う機会がありません。99ウォンでも日本円にして10円前後です。なので韓国の通貨って百の位以上で取引することが大半です。なのでお金は固有数詞を使わないんじゃないでしょうか。どうせ(読み方が変わらない)百の位以上で取り引きするんだから固有数詞使わなくてよくない?みたいな。個人的な見解ですが。

距離も漢数詞を使います。50m先に郵便局があります、なんて言うときの50は漢数詞を使います。「m」という単位がついているじゃないか!はい、その通りです。なので固有数詞を使いそうなものなんですが、普通距離って1mづつ数えたりってしないですよね。本などを数える時と違って定規や巻尺なんかが必要になりますし。なので、距離に関しては数える、というよりだいたいの数字、ということで単純に数字を読み上げる感覚に近いんじゃないでしょうか。これもあくまで個人的な見解ですが。

割合(%)を言うときも漢数詞を使います。例えば「10%上がった」なんて言うときは漢数詞を使います。%って単位と言えば単位なんですが、本来は単位レスなんですよね。例えばマラソンでの20km地点では47(=20km÷42.195km)%ほどが終わっているわけです。%はkm÷kmから来ているので単位も約分され、なくなる(無次元になる)んです。なので割合は単位がない→漢数詞を使うってな感じで覚えてはいかがでしょうか。

時間を表すときも漢数詞が使われます。例えば「一週間=チュイ」、「12月9日=シビウォル 」、「30分後= フ」などです。

ただ◯時を言うときは例外です。例えば「1時15分=ハンシボブン」となり、「1時」の部分に固有数詞を使います。気を付けましょう。

※青文字部分が数字に当たる部分です。

あと、理由はわかりませんが料理を注文するときに◯人前、◯人分の言い方も漢数詞を使います。「4人前=インブン」みたいな感じです。ただし、レストランに入ったときに「4名です」なんて言うときの4は固有数詞です。料理の注文のときだけ「漢数詞+인분(インブン)」です。

固有数詞はこれら以外、と覚えておけばほぼ問題ないです。この理解でTOPIK(韓国語能力試験)6級も取れます(【TOPIK 6級】合格体験記&対策で小職の点数を公開しております)。

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4. さいごに

いかがでしたでしょうか?

韓国語の数字である漢数詞と固有数詞の読み方、覚え方、使い分けについてご紹介しました。韓国語能力試験(TOPIK)などでの出題頻度は高くはありませんが、いずれは漢数詞も固有数詞も覚えなければならないものです。

是非本記事や前回記事をブックマークに登録していただき、数字を忘れた頃に再度見ていただき、思い出していただきますと嬉しいです。

さいごに、韓国語の勉強に役立つ記事のリンク集の宣伝で締めたいと思います。

さいごまでお読みいただきありがとうございました!

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