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【TOPIK】作文(쓰기)で使う単語とテクニック

2020-04-27ご自身の語学習得に関して,外国語試験関連,韓国語の試験,韓国語学習に関して試験ノウハウ,韓国語,韓国語情報

韓国語能力の作文(書き取りとか쓰기とも呼ばれます)で使える単語に関するテクニックをご紹介する記事です。

当ブログでは韓国語能力試験(TOPIK)に関する情報を多く発信しております。3級以上(TOPIK Ⅱ)取得には作文問題の攻略は必須です!当記事をご参考にテクニック&基礎力を習得し、高得点を目指しましょう!

*本記事はすべて読むのに約5分かかります。緑枠の目次より読みたい箇所へお進みください。

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1. TOPIKの作文問題と単語について

韓国語能力試験(TOPIK)の中上級者向けであるTOPIK Ⅱでは作文(書き取りや쓰기とも呼ばれます。英語で言うライティングです)があります。300点満点中100点もの配点がありますので、リスニング(듣기。配点100点)、読解(읽기。配点100点)と同じウェイトを占めるんです。

当記事では、作文でどんな単語を使ったらいいかわからない!という方に参考になる記事で、作文での単語選定に関するテクニックをご紹介します!

韓国語能力試験(TOPIK)作文問題は60分のリスニングをやったあとに、休みを挟まずに取り組まなければなりません。そのため頭が働かない&単語が浮かばない……結果手が進まない…なんてことがよくあるんですよね。

TOPIK Ⅱの作文は大きく分けて四題あり、問題番号51~54として出題されます。問題番号53と54で使える例文については下記でご紹介をしましたので、本記事では問題番号51と52に焦点をあててみたいと思います。

TOPIK Ⅱ 問題53と54で使える例文/テクニックをご紹介しています。

問題番号51と52はどのように単語を選べばよいかがわかれば比較的解きやすい問題と言えます。この2つの問題は一文で答えを記述する問題で、メールやインターネットの掲示板、新聞、雑誌の記事といった文章の一部が空欄になっており、前後の文脈が合うように一文を考えて書いてください、という問題です。

文を書かなければならないので、どんな単語を使って文を作るのか、ということがとても重要になってくるわけですね。

この2問の配点はそれぞれ10点づつと決して高くはない(作文の残り二問の配点が80点もあります)ものの、ここを突破できなければ配点の高い問題には太刀打ちできない面もあったりするわけです。ですので本記事を参考にコツを習得し練習をしてみてください。練習には過去問を使うと良いです。TOPIKの過去問を使って勉強する際には下記の記事も参考になります。

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2. TOPIK Ⅱ 作文問題 51番の単語は難しくはない!

ここのコツはあまりなかったりします(オイオイ)。というのも51番は日常会話的な内容で、難解な単語が使われることは少なく、比較的意味を把握しやすいです。
51番で使われるレベルの単語は自力で習得し、作文に臨みましょう。

51番はメールやインターネットの掲示板などの一部が空欄になっており、入るべき内容を推測し韓国語で書く、という問題になります。

例えば第52回 韓国語能力試験(TOPIK Ⅱ)の問題番号51は下記のような問題でした。下記は問題文の韓国語をこのブログの運営者が訳したものです。
———————-抜粋———————-
日本語訳:
スミさん
この前は本を( A )ありがとうございます。
スミさんの本のおかげで課題をうまくすることができました。
ところで本をいつ( B )?
時間をおっしゃっていただければ伺います。それではご返信をお待ちしております。
————————————————-

こんな感じで意味がわかればカッコに入れるべき内容はわかると思います。難解な単語はありませんよね?

51番で重要なのは、「内容を把握できるくらいの語彙力を身に付けていること」と「簡単な自韓国語が自力で書けること」と言えます。普段使っている何気ない言葉を韓国語で言うとどういうのか、をちょこちょこ意識していくとよいです。必ず書けるようになってくるはずです!

ちなみにこの問題では
A. 貸していただき(빌려 주셔서)
B. お返しすればよろしいですか(돌려 드리면 됩니까)
といった内容が正解になります。빌다や돌리다といった単語がミソですね!

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3. 作文問題 52番で使う単語は問題文から抜き取ろう!

さて、ここが当記事の本題です。

問題番号52は新聞や本、雑誌などの記事の一部が空欄になっており、前後関係が合うように一文を考える問題です。この問題で使うべき単語は多くの場合、すぐそばの文に含まれています。

もし試験中に手が止まってしまった場合は以下の方法を試してみてください。

例えば第52回 韓国語能力試験(TOPIK Ⅱ)の問題番号52は下記のような問題でした。実際に試験を受けている心境で読み進めてみてください。
———————-抜粋———————-
우리는 기분이 좋으면 밝은 표정을 짓는다. 그리고 기분이 좋지 않으면 표정이 어두워진다. 왜냐하면 ( A ). 그런데 이와 반대로 표정이 우리의 감정에 영향을 주기도 한다. 그래서 기분이 안 좋을 때 밝은 표정을 지으면 기분도 따라서 좋아진다. 그러므로 우울할 때일수록 ( B ) 것이 좋다.
————————————————-

最初の一文:私たちは気分が良いと明るい表情をする。
心の声「なるほどなるほど。まぁ一般的な事実だよね。」

二つ目の文:そして気分が良くなければ表情が暗くなる。
心の声「最初の文の逆ね。わかるわかる。」

三つ目の文:なぜかというと( A )。
心の声「ここで空欄か。文脈が合うようにしないといけないからな。次の文も読まなきゃな。」

四つ目の文:ところがそれとは反対に表情が私たちの感情に影響を与えたりもする。
心の声「あ、『それとは反対に』と書いてるんだからこの文の反対を( A )に入れてやれば良いんだな。」

五つ目の文:そのため気分が良くないとき明るい表情をすればそれに従って気分も良くなる。
心の声「自分の感情によって表情が変わるんじゃなくて、表情によって感情をコントロールできるよ、と言いたいわけね。」

6つ目の文:よって憂鬱なときほど ( B )のが良い。
心の声「憂鬱なときは表情を明るくすれば気分もよくなりやすいってことね。」

さて、このとき( A )には「感情が表情に影響を与える」ことを言いつつ、文脈に合うように語尾の言い方をアレンジすれば良いわけです。このとき、四つ目の文に非常によく似た内容がありますよね?これです↓
표정이 우리의 감정에 영향을 주기도 한다.

ここから、表現をガッツリ拝借し主語を入れ換えてやりましょう!
감정이 표정에 영향을 주다
あとは( A )の前に「なぜかというと」というのがあるので「~だからだ」という語尾にするのが良さそうですね。そこで「때문이다.」を思い付けば答えが出たも同然です。
감정이 표정에 영향을 주기 때문이다

( B )を見てみましょう。心の声にもあるように、ここで言いたいことは「憂鬱なときほど明るい表情をして気分をよくしよう!」ってことなので、その前の文にある
밝은 표정을 지으면
のフレーズを使いましょう。( B )のあとに것이と来ているので、( B )は連体形で終える必要がありそうなので
밝은 표정을 짓는
という答えが出せますね。

注目していただきたいことは、この問題は双方とも前後の文の単語をそのまま使っていることです。
一つ目の答えは
표정이 감정에 영향을 주기 때문이다
でしたが、本文の
감정이 표정에 영향올 주다
と主語を入れ換え、文脈に合うように文末をアレンジしただけです。

二つ目の答えは
밝은 표정을 짓는
でしたが、これもその前の文の
밝은 표정을 지으면
から文末が合うように変更しただけです。

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4. まとめ

このように、TOPIK作文の問題の一問(52番)は前後の文の単語を使うことが多いんです!
これを知っておけば何を書いてよいかわからなくなったときや、イマイチ文全体の意味が把握できないときに、前後の文で使われている単語に注目することで、大きなヒントを得ることができます。
是非とも試してみてください!

その他、韓国語能力試験のコツやテクニック、勉強法などを下記の記事にまとめています。

韓国語能力試験(TOPIK)のコツやテクニック、勉強方法がわかります!

韓国語の文法や勉強方法を下記にまとめていますのでお時間のあるときに見てみてください!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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