韓国語能力試験(TOPIK) 読解읽기の長文の傾向から対策を考える

2019-07-17ご自身の語学習得に関して,外国語試験関連,韓国語の試験,韓国語学習に関して学習ノウハウ,試験ノウハウ,韓国語試験

*本記事はすべて読むのに約15分かかります。緑枠の目次より読みたい箇所へお進みください。

以前、韓国語能力試験(TOPIK)の過去問の入手方法について記事にさせていただきました(こちら)。

その方法で過去5回分の問題(TOPIK Ⅱ)を入手し읽기の長文をすべて読み、どんな傾向があるか調べてみました(ヒマかっ)。

過去5回分と言ってもすべての実施回の過去問が公開されているわけではないので、公開されている中の直近5回を分析してみました。

すると問題がかなり規則的に出題されていることに気がつきました。せっかくですのでこの情報を共有させていただきたいと思います。

TOPIK Ⅱの受験を検討されている方には参考になると思います。

その他韓国語能力試験(TOPIK)のコツなどをこちらの韓国語能力試験(TOPIK)のコツをまとめますの記事にまとめております。

         

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1. 韓国語能力試験(TOPIK)の읽기

これまで、何度か韓国語能力試験(TOPIK)で高得点を取るためのコツをお伝えしました。今回はコツの四つ目です。これまでのコツはこちらの韓国語能力試験(TOPIK)のコツをまとめますでまとめています。

韓国語能力試験の읽기は70分で50問を解く試験です(韓国語能力試験についてはこちらをご覧ください)。しかし、時間内にすべてを読んで問題を解くのはかなりのハードルです。

そのため、何かコツで高得点化ができないか過去問を見て考えてみました。

2. 읽기の傾向

읽기の長文にはどんな傾向があるのでしょうか。調査してみました。

ダウンロード可能な韓国語能力試験(TOPIK Ⅱ)の第37回、41回、47回、52回、60回の읽기の長文を読んでみた結果、主に4つの種類の長文に分けられそうです。
①日記系
②意見/提案陳述系
③事実/知識紹介系
④小説系

それぞれどんな長文なのか、例をご紹介します。

2-1. 日記系

こちらはその名の通り、長文の書き手が日常生活などの日記を書いたような内容の長文です。

例えば韓国語能力試験の第41回の問23~24は下記のような長文でした。

—————-試験からの引用—————–

할머니를 시골에 두고 혼자 서울로 올라오는 발걸음은 가볍지 않았다. 하지만 무거웠던 마음은 며칠 가지 않았다. 할머니는 날마다 전화를 하더니 급기야 서울로 올라오시고 말았다. 할머니의 손자 사랑은 어쩔 수 없나 보다. 할머니는 청소며 빨래며 나에게는 안 보이던 온갖 집안일들을 찾아서 하기 시작했다. 그냥 쉬다가 내려가시라고 아무리 말해도 들은 척도 하지 않았다. 서른이 넘은 나는 할머니가 보기엔 여전히 아이에 불과했다. 서울 살이 몇 주 만에 낯선 동네에서 친구까지 사귄 할머니는 친구를 따라 시장에 갔다가 넘어지시고 말았다. 병원에서 온 연락을 받고 걱정이 되어 정신없이 달려갔더니 할머니는 같은 병실 사람들을 모아 놓고 환하게 웃으며 이야기하고 있었다. 다리에 붕대를 감고서 말이다. 그 광경을 보고 난 할 말을 잃었다.

——————–引用終わり——————–

これを訳してみると、下記になります。

—————————————————

祖母を故郷に残し一人でソウルに来る足取りは軽くはなかった。しかし、気の重さは何日も続きはしなかった。祖母は毎日電話をし、ついにはソウルに来られる、とのことだった。祖母の孫好きはどうしようもないようだ。祖母は掃除、洗濯、それに私は気づかなかったありとあらゆる家事を見つけてはやり始めた。そのまま休んで帰るよういくら言っても、聞いた振りもしなかった。30歳を過ぎた私は祖母から見れば依然として子供に過ぎなかった。ソウル暮らしが始まって数週間後、友人とまで交際していた祖母は、友人について市場に行って転んだとおっしゃった。病院からの連絡を受け心配になり不安で急いで行ってみると、祖母は同じ病室の人たちと集まり、楽しそうにお話をしていた。足に包帯を巻いて。その光景を見て私は言葉を失った。

—————————————————

誰かの日記なり感想文を読んでいるような感じですね。

これに対し、問23では「下線部分で現れている私の心情に合うものを選びなさい。」です。
①気が晴れない
②さっぱりしている
③しのびない
④やっかいだ
(答えは①)

問24では「この文の内容に合うものを選びなさい」です。選択肢は
①祖母は私の話によく耳を傾けてくださった
②祖母は市場に出掛けて足にケガをされた
③祖母はわたしにあらゆる家事をさせた
④祖母は友人に会おうとソウルに来られた
でした。(答えは②)

この手の内容は日常生活のひと場面を題材にしており、わかりやすいものが多いので、是非とも正解したいところです。ただ、韓国語能力試験(TOPIK)では人間の心情を表す表現が問題文や選択肢にあることも多く、これがなかなか難解です。

この問題では
①気が晴れない   → 답답하다
②さっぱりしている → 후련하다
③しのびない    → 민망하다
④やっかいだ    → 번거롭다
が出題されており、これらの形容詞を知らなければ正解することができません。こちらの記事で単語を学ぶべき順序について書かせていただいており、動詞が最優先であることを書いております。

しかしやはり5級以上を目指すのであれば多くの品詞を覚える必要が出てきますね。

韓国語能力試験(TOPIK Ⅱ)ではこのような日記系の長文が少ないですが毎回出題されています。

2-2. 意見/提案陳述系

こちらはある事実を基に筆者の意見や考え、提案を述べたりするものです。

例えば韓国語能力試験の第41回の問37は下記のような問題でした。

—————-試験からの引用—————–

사람들은 꿀이 건강에 좋은 식품이라고 생각한다. 그래서 꿀은 당뇨병 환자들에게도 좋으며 설탕과 달리 비만을 일으키지 않는다고 생각한다. 꿀에는 영양소가 풍부하지만 혈당을 높이기 때문에 당뇨병 환자들에게 설탕보다 더 나은 것은 결코 아니다. 우리가 생각하는 꿀의 장점은 대부분 과학적으로 증명되지 않았다. 꿀과 설탕의 결정적인 차이는 소비자의 의식이지 실제의 장단점은 아니다.

——————–引用終わり——————–

この文を訳してみると下記になります。

—————————————————

はちみつは健康に良い食品であると多くの人は考えている。そのためはちみつは糖尿病患者にとっても良く、砂糖と違って肥満を引き起こすことは無いと思っている。はちみつは栄養素が豊富ではあるが、血糖を上げるため、糖尿病患者にとって砂糖よりマシであるということは決してない。私たちが考えているはちみつの長所はほとんど科学的に証明されていない。はちみつと砂糖の決定的な違いは消費者の意識であって、実際の長所短所ではない。

—————————————————

この長文でははちみつの長所がほとんど科学的には証明されていない、という事実に対して、はちみつと砂糖の決定的な違いは消費者の意識であって実際の長所短所ではない、という考えを述べています。

長所が証明されていないだけで、実際に長所があるのかもしれないのに、決定的な違いは消費者の意識である、と述べているわけです。

こういった筆者の考えを述べている内容の問題もそれなりの数が見られます。筆者の考え方を述べてきますので、問題を解く側が違う考え方を持っていれば読むのにつまづくこともあり、少し注意する必要がある問題群です。

この長文に対する問いは「文の主題にもっとも合うものを選びなさい」でした。選択肢は
①はちみつは砂糖より健康に良い代替食品である
②糖尿病患者は砂糖の代わりにはちみつを接種しなければならない
③はちみつに対して我々が信じている長所が実は真実ではない
④はちみつが健康に与える影響は化学的に証明されている
答えは③ですが、「我々が信じている長所が真実ではない」という断定に少々戸惑います。繰り返しますが、本文では「私たちが考えているはちみつの長所はほとんど科学的に証明されていない」と言ってるだけで、真実である可能性もあるわけです。

ここで問いをもう一度見てみると「この文の主題として『もっとも(가장)』合うもの」と記載があります。全部の選択肢が微妙に主題とズレていたとしても、4つの中から一番近いものを選べば『もっとも』合うものになるわけです。

英語の試験でも韓国語の試験でも、選択肢全てがしっくり来ないなぁ、という問題にたまに遭遇します。だいたいは問いの文に「もっとも適切なもの」みたいな表現が含まれています。「この文の主題を選びなさい」ではなく、あえて「
文の主題にもっとも合うものを選びなさい 」としているんです。この手の問題は、意見/提案陳述系に多いです。「もっとも○○なもの」といった記述に注意し問題を解いていくようにしましょう。

2-3. 事実/知識紹介系

これは客観的な事実や筆者が知っている内容を羅列するタイプの問題です。

例えば韓国語能力試験の第52回の問28は下記のような問題でした。

—————-試験からの引用—————–

한 연구에 따르면 과거에 비해 요즘 사람들의 손톱이 더 빨리 자란다고 한다.80년 전 사람들은 손톱이 한 달에 3mm 정도 자랐지만 최근에는 그보다 길게 3.5mm 정도 자란다는 것이다.손톱 주변을 (자극하는 활동을 하면) 세포 활동이 활발해져 손톱이 더 빨리 자란다.연구팀은 최근 컴퓨터나 휴대전화의 자판을 누르는 등 손가락 끝을 사용하는 일이 많아지면서 손톱이 자라는 것에 영향을 준 것으로 보았다

——————–引用終わり——————–

これを日本語訳すると

—————————————————

ある研究によると、過去に比べ現代人の爪はより早く伸びるとのことだ。80年前、我々の爪が一ヶ月に3ミリほど伸びていたのが、最近はそれより長くなり、3.5ミリ程度伸びるという。爪の近くを(刺激する活動をすると)細胞の活動が活発化し、爪がより早く伸びるのだ。研究チームは最近コンピューターや携帯電話の文字盤を押すなど指先を使うことが多くなり、爪の伸びへ影響を与えたと考えている。

—————————————————

といったところです。

そして問28は「問題文を読んで括弧に入る内容としてもっとも合うものを選びなさい」です。括弧にはすでに解答を入れておきましたが、選択肢は
①きれいに管理すると
②洗って保護しておくと
③刺激する活動をすると
④乾燥しないようにしておくと
です。答えは③ですね。

この文では80年前は一ヶ月に3ミリ爪が伸びていた、など客観的な事実を書いている文なので、推測をする必要がほとんどありません。

このように事実や知識を述べるだけで、予備知識を全く必要としない長文が語学の能力を判定するには最も適切ですので、問題数が一番多いです。

これが事実/知識紹介系の長文です。

2-4. 小説系

最後は小説系の長文です。ストーリー仕立ての物語風の長文が扱われます。

例えば韓国語能力試験の第60回の問42~43は下記のような問題でした。

—————-試験からの引用—————–

어머니와 아버지가 프랜차이즈 빵집을 연다고 했을 때, 주영은 언젠가는 두 사람이 자기를 가게로 부를 것임을 알았다. 그러나 여름에 있을 지방직 9급 시험일까지는 기다려 줄 줄 알았다. (중략)
실제로 벌어진 일은 그런 예상과는 전혀 달랐다. 부모님이 주영에게 빵집으로 나와 일하라는 말을 한 것은 가게 문을 정식으로 연 당일 오후 였다. 어머니는 주영에게 전화를 걸어 이렇게 말했다.
네가 우리 가족 맞냐?
그러고는 바로 전화를 끊어 버렸다. (중략)
매장은 사람들로 북적였다. 개장 기념으로 식빵을 반값에 팔고, 어떤 제품을 사든지 아메리카노를 한 잔 무료로 제공하는 행사를 벌이는 중이었다. 프랜차이즈 본사에서 나온 지원 인력들이 손님을 맞고 질문에 답변 하고 카드를 받고 계산을 했다. 아버지와 어머니는 하인들처럼 겁먹은 눈으로 예, 예, 굽실거리며 지원 인력들의 지시에 따랐다. 주영의 아버지와 어머니는 카드 결제조차 제대로 하지 못했다. 빵에는 바코드가 없었다. 제품이 어느 카테고리에 속하는지, 이름이 뭔지를 전부 외워야 단말기에 가격을 입력할 수 있었다. 아버지는 단말기 옆에서 빵을 봉투에 담으며 로프, 캉파뉴, 치아바타, 푸가스 같은 낯선 이름들을 외우려 애썼다.

——————–引用終わり——————–

これを日本語訳しますと……

—————————————————

母と父がフランチャイズのパン屋を開くと言ったとき、チュヨンはいつかは二人が自分を店に呼ぶつもりだとわかっていた。しかし夏にある地方職9級の試験日までは待ってくれると思っていた。(中略)
実際に起こったことはそんな予想とは全く違った。両親がチュヨンに店に出て働くよう言ったのは、店を正式に開いた当日の午後だった。母はチュヨンに電話をかけ、こう言った。
あんたうちの家族でしょ?
そしてそのまま電話を切ってしまった。(中略)
売り場は大騒ぎだった。開店記念で食パンを半額で売り、どの商品を買ってもコーヒーを一杯無料で提供するイベントを開催中だった。フランチャイズ本部から来た応援部隊が接客し質問に答え、カードを受け取って勘定をしていた。父と母は召使いのように怯えた目で、「はい」、「はい」とペコペコし、彼ら応援部隊の指示に従っていた。チュヨンの父と母はカード決済すらうまくできなかった。パンにはバーコードがなかった。商品がどのカテゴリーに属しているか、名前は何か、全部覚えてようやく端末に価格を入力できるのだから。父は端末の横でパンを袋に詰め、ロープ、カンパーニュ、シアバター、フーガスといった見慣れない名前を覚えようと必死だった。

—————————————————

この長文に対し、問42は「下線を引いた部分に現れている母親の心情として合うものを選びなさい」です。
①無念だ
②残念だ
③心配している
④混乱している
(答えは②)

問43は「文の内容に合うものを選びなさい」です。
①パン屋は開業日のお客さんが多くなかった
②チュヨンは試験が終わるや否や両親から連絡を受けた
③父はいろいろな種類のパンの名前を全て知っていた
④両親は緊張したまま本部職員が言う仕事をした
(答えは④)

この文では事実/知識紹介系と違って推測をする必要が出てきており、心情を推測する問題が問42で出題されています。「맞냐?」(そうでしょ?だよね?)の表現を知らない場合は、正解するのが難しいです。

また、辞書に載っていないような外来語も含まれており、完全に理解するのはかなりの上級者でないと困難な長文です。

これが小説系の長文です。

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3. 過去問の傾向から対策をあぶり出してみる

さて、上記にて韓国語能力試験(TOPIK Ⅱ)の읽기における傾向を、長文で分類してみました。過去問がダウンロード可能な5回分の分類を示しておくと以下でした。

第37回第41回第47回第52回第60回
日記系23242324232411, 19, 23242324
意見/提案陳述系16, 28, 29, 36, 37, 38, 41, 4445, 4647, 4849501920, 2122, 35, 36, 37, 38, 41, 444516, 17, 1920, 30, 36, 48495017, 18, 1920, 2122, 38, 4647, 4849502122, 35, 36, 37, 39, 40, 4445, 484950
事実/知識紹介系11, 12, 17, 18, 1920, 2122, 30, 31, 32, 33, 34, 35, 39, 4011, 12, 16, 17, 18, 28, 29, 30, 31, 32, 33, 34, 39, 40, 4647, 48495011, 12, 18, 2122, 28, 29, 31, 32, 33, 34, 35, 37, 38, 39, 40, 41, 4445, 464712, 16, 18, 28, 29, 30, 31, 32, 33, 34, 35, 36, 37, 39, 40, 4111, 12, 16, 17, 18, 1920, 28, 29, 30, 31, 32, 33, 34, 38, 41, 4647
小説系42434243424342434243

*横にスクロールしてください

2324のように書いているのは問題番号23と24が1つの長文から2問の出題、という意味です。スペースの関係で見づらくてすみません。

また、毎回の問題番号13~15は並べ替え問題ですので上記表からは省いています。並べ替え問題については最初から二択にできます。こちらで記事にしております。

改めて表を見ると、
A. 事実/知識紹介系がもっとも多い
B. 問題番号23、24は毎回日記系
C. 問題番号42、43は毎回小説系
みたいな感じでしょうか。

その中で읽기の戦略を2つほど抽出しました。

3-1. 目標点数に応じて後半の問題の取捨選択を

過去問の傾向から、後半の問題になればなるほど内容も使われる単語も難しくなっていきます。そのため、읽기で何点取得を目標とするかに応じて問題の取捨選択をした方が点数が上がりやすくなります。

例えば、4級合格を目指すとします。すると300点満点で150点が目標となります。一般的に쓰기は듣기や읽기に比べて点数が取れませんので、現実的な目標は
듣기 : 64~70点
읽기 : 50~56点
쓰기 : 30点
くらいではないでしょうか。

읽기の配点は1問当たり2点ですから、28問正解を目指すことになります。このとき、内容も単語も難しくなっている問題番号40番以降に時間を費やすのは得策ではなく、32番くらいまでの正当率を95%以上にするために時間を使う方が、4級取得に近づくでしょう。

また、全体として問題番号42以降から急に難易度が上がります。
このブログの運営者含め多くの人は、この辺りの問題に到達するころにはかなりの時間を使ってしまっており、問題の難易度が上がる&時間がない、の状況に陥っていて、もはや冷静に解く精神状態ではありません。

そのため、5級までであれば、問題番号41までの正当率を95%にすることを意識するとぐっと目標に近づけると思います。そうすれば읽기で70点台後半を取得できると思います。

3-2. 小説系(問題番号42と43)は思いきって捨てる

ここからは最上級である6級取得のための記事になります。上述のように、問題番号42以降は難易度が上がります。そして問題番号42は小説系の長文です。

過去5回の過去問を解いてみましたが、問題番号42(とその次の43も)の小説系は非常に読みづらいです。小説系が読みづらい理由は
1. 結論を先に書かないので何を言いたいのか把握しづらいし、結論が無いこともある
2. 話の展開をあえて想像からずらしている
3. 語尾が見慣れないものが多い
4. 中略がある
といったものがあります。

事実/知識紹介系は、客観的事実、もしくはそれに準ずるものを羅列しているだけなので、結論が分かりやすく想像力は不要であるのに対し、小説系は結論を先に書かなかったりそもそも結論がなかったりするので、内容を把握しづらいという特徴があります。

また、小説は楽しくするために読み手の想像を敢えて裏切ります。

外国語の試験のリーディングでは、読んで理解した内容から次の展開を推測する、ということを無意識のうちにやっています。そしてその推測がはずれると頭の中で修正する、ということを繰り返しています。当然、推測がはずれてしまうと軌道修正するので理解に時間がかかることになります。

小説は先を読めない展開にして面白くするジャンル (読者の推測を裏切ってなんぼ)なので、起動修正をする頻度がかなり上がります。結果として理解に時間がかかってしまいます。

さらには先ほどご紹介した「맞냐?」のような、他の長文とは違う語尾が使われ、理解が進みづらくなるのに加え、(中略)という敵が待ち構えています。中略されるとその省略された部分が気になったり、次の文とのつながりが微妙に合わなくなりますので、やはり理解がしづらいわけです。

長々と書きましたが、こういった理由から、満点を目指している方でない限り、問題番号42、43の小説系は捨てた方が6級に合格しやすいのではないかと考えています。

4. まとめ

いかがでしたでしょうか。

過去問の읽기を分析して高得点への戦略を考えてみました。
まとめると
◯읽기の長文は4種類に分類(日記系、意見/提案陳述系、事実/知識紹介系、小説系)でき、事実/知識紹介系が多い
◯問題番号23と24は日記系で内容はわかりやすいものが多い
◯後ろの問題になればなるほど難易度が上がる → 目標級から읽기で正解すべき問題数を割り出し、「正当率を上げるべき問題」と「捨てる問題」のメリハリをつける
◯問題番号42と43は小説系で理解に時間がかかる。満点を目指す場合以外は捨ててもよい
ということになります。

韓国語の自力を上げていけば点数も上がるはずですが、TOPIKではどんな問題が出題されるか、そしてその難易度等の傾向を知っておくだけでも試験のときの落ち着き度も違ってくるものですよね。

읽기対策をしている方、参考にしてください。
最後までお読みいただきありがとうございました! 下記に韓国語能力試験(TOPIK)に関する記事のリンク集を貼っておきます。お時間のあるときに覗いてみてください!

韓国語能力試験(TOPIK)って何? → 韓国語能力試験(TOPIK)とは
韓国語能力試験(TOPIK Ⅰ)ってどんな問題が出るの? → TOPIK Ⅰ(韓国語能力試験)サンプル問題解説
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